参院予算委で答弁する高市経済安保相(左)=22日午後立憲民主党は22日の参院予算委員会で、担当局長が平成27年2月に当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相に放送法の「政治的公平」の解釈などを説明したと記載された総務省の行政文書に関する追及を続けた。ただ、同省はこの日の予算委理事懇談会で文書の「正確性は確認できなかった」と報告した。立民はこの問題に膨大な審議時間を費やしてきたが、高市氏が法解釈の変更に関与したなどの新事実は一向に引き出せないまま、追及は行き詰まりを迎えている。 「高市氏によって行政がゆがめられている、とんでもない事案だ。私には憤りしかない」 この日、質疑に立った立民の岸真紀子氏は強い口調で訴え、高市氏への攻勢を強めた。
ソングライター。1982年生まれ。神奈川県出身。99年に「いきものがかり」を山下穂尊、吉岡聖恵と結成し、2003年にインディーズデビュー。06年、一橋大学社会学部卒業。同年、「SAKURA」でメジャーデビュー。代表曲に「ありがとう」「YELL」「風が吹いている」など。17年1月に「放牧(活動休止)」に入り、18年に「集牧(活動再開)」。19年に自身のプラットフォーム「HIROBA」を立ち上げ、小田和正ら多彩なアーティストたちとコラボレーション。20年にデビュー以来在籍していた事務所から独立し、マネジメント会社「MOAI」を設立、代表取締役に就任。22年、清志まれ名義で小説『幸せのままで、死んでくれ』(文芸春秋)を発表。23年2月にHIROBA初となるフルアルバム「HIROBA」をリリース。3月には新刊『おもいでがまっている』(文芸春秋)を刊行。ソングライター、作家と幅広い活動を行う。(写真
2022年3月、差し戻し審判決の福岡高裁に入る大鋸武浩さん(左から2人目)ほか漁民原告団。(撮影/永尾俊彦) 「われわれは何も悪いことはしていないのに、なぜ(『開門』を強制する)権利を取り上げられなくちゃいけないんですか!」 3月7日、東京の参議院議員会館で開かれた国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の「開門」を求める院内集会で、佐賀県太良町の漁師・大鋸武浩さん(53歳)はこう叫んだ。 諫早湾干拓潮受け堤防の「開門」を命じた福岡高裁の確定判決(2010年)の原告の一人が大鋸さんだ。その原告らに対し、国が判決の強制力をなくすよう求めた裁判(請求異議訴訟)の差し戻し審で昨年3月、同じ福岡高裁が「漁獲量は回復傾向にある」などとして確定判決後の事情の変動を認め「強制執行は権利乱用」として国の請求を容認した(本誌昨年4月29日・5月6日合併号既報)ため、漁民側が上告していた。だが、最高裁は
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 きっかけは鳩山政権の崩壊 もともと私が沖縄の米軍基地問題を調べ始めたのは、二〇一〇年六月に起きた民主党・鳩山政権の崩壊がきっかけでした。 その前年の八月末の総選挙で、三〇八議席という史上最多議席を獲得し、戦後初の「本格的政権交代」を成しとげた鳩山首相は、しかし普天間基地の「移設」問
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