埼玉県公園緑地協会は2月28日、県営水上公園での水着撮影会のあり方について、有識者による検討会がパブリックコメントの実施結果を反映してまとめた提言を公表した。提言の素案段階から修正されたのは1カ所のみだった。提言を受け、協会は撮影会を開催するための許可条件を3月中にも定める予定。 有識者による検討は2023年9月に始まり、24年1月に提言の素案を公表。その後、2月6日まで素案に対するパブリックコメントを実施していた。171人・団体から計226件の意見が集まり、水着撮影会に対し、「公序良俗に反する(31件)」との声があった一方、「法的根拠のない制限に反対(15件)」との声も寄せられた。 提言に反映し、素案を修正したのは1カ所。「モデル撮影が『有害役務営業』に該当するおそれがあるとしたのは行き過ぎ」との意見(6件)を受け、検討会は「誤解を招く表現だった」として該当する表記を削除した。 反映でき