アクセルトレーニングの成果を話し合う愛媛県今治市の自主研究グループの職員ら=同市で2024年3月27日、松倉展人撮影 「自動車の発進時、時速20キロに達するまで5秒かける」。愛媛県今治市の若手職員8人でつくる自主研究グループが2~3月に取り組んだ「アクセルトレーニング」は、予想を大きく上回る成果が出た。アクセルの踏み方を変えたことで、どんな効果があったのか。 アクセルトレーニングは、地域の脱炭素化や車の燃費向上、事故削減につながることが期待されている。「しっかりと時間をかけて発進し、ふわっとした加速」ができるかどうかが鍵だ。自主研究グループの8人は、マイカーに車載器を取り付けてスマートフォンのアプリ上で日々採点を受けながらトレーニングを数値化した。 2月1日から3月19日までの48日間に実施した結果、それぞれの車の燃費は最大で6・1%改善。二酸化炭素排出量は最大5・78%減った。また、全員