本当に秋が来るのだろうかというほど暑い毎日が続いているが、確実にMavericksの公開日は近づいている。新しいOSは新規インストールが望ましいが、これまで育てたユーザ環境のほうがなにかと使いやすいのも事実。ならばシステムは新規にして、ホームディレクトリは従来のものを使えば……というわけで、今回のテーマは「ホームディレクトリの変更」だ。 「ホームディレクトリ」の役割 手順を説明する前に、ホームディレクトリの役割について確認しておこう。ここに誤解があると、変更できたが以前と様子が変わってしまった、以前は確かに存在したファイル/フォルダがなくなった、というトラブルを招きかねないからだ。 OS Xはマルチユーザ環境が前提のシステムで、ログイン可能なすべてのユーザには「ホームディレクトリ」と呼ばれる専用の作業領域が割り当てられる。作成場所は起動ボリュームの「ユーザ」フォルダ、フォルダ名にはユーザ名
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