日本がブラジル・ワールドカップをグループステージで敗退した直後の2014年8月、ハビエル・アギーレ氏は18年のロシア・W杯を目指す日本代表の新監督に就任した。しかし、サラゴサを率いていた当時の八百長疑惑(※)により、15年2月に日本代表監督を解任される。その後、約5年が経った昨年12月9日、スペインの裁判所は「証拠不十分」で無罪という決定を下した。 アギーレ氏は現在、ラ・リーガのレガネスを率いている。新型コロナウイルスが蔓延する前の2月、Goalは話を聞く機会を得た。マドリード郊外のクラブハウスで笑顔で迎えてくれた元日本代表監督は、ここまでのいきさつ、そして日本への思いを包み隠さず語った。 ※11年5月のラ・リーガ最終節サラゴサvsレバンテ。降格圏にあったアギーレ監督率いるサラゴサはレバンテに2-1で勝利を収め残留を決めた。この一戦に関しサラゴサからレバンテに不正な金銭が渡っていたとしてク
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