北海道大学(北大)は3月12日、花粉症や喘息、じんましんなどに代表されるアレルギー応答を調節するマスト細胞内タンパク「STAP-2」を同定したと発表した。 同成果は、同大大学院薬学研究院の関根勇一 助教、同 今重之 助教、同 室本竜太 助教、同 硎澄仁氏、同 齋藤浩大氏、同 松田正 教授、理化学研究所 統合生命医科学研究センターの西田圭吾氏、山崎哲氏、柏倉淳一氏、慶應義塾大学医学部の吉村昭彦 教授、大阪大学大学院医学系研究科の織谷健司 准教授らによるもの。詳細は免疫分野の学術誌「The Journal of Immunology」に掲載された。 日本では人口の約3人に1人がなんらかのアレルギー疾患に罹患していると推定されており、その対策に向けた研究が進められている。近年の研究から、発症メカニズムや悪化因子などの解明が進められているものの、まだ完全に解明されたという段階には至っておらず、治療
![北大、アレルギー応答を調節する新たな細胞内タンパク「STAP-2」を発見 | マイナビニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b26096b8d6acc6230ef7b18662f2fa983eb353e0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2F20140313-a196%2Findex_images%2Findex.jpg)