インサイター insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like
「自らのせいだ」と考える事は、思い上がりである。うぬぼれである。人間世界は複雑怪奇に絡み合っているからして、誰かのせいでどうかなる、などという事はまず存在しない。大勢によって成された事柄を、自らの手柄であるなどと考えるのは、思い上がり以外の何物でもない。その値がネガティブであろうと、ポジティブであろうと、同じ事だ。プラスマイナスに関わらず、余所様のものは、世のものである。決して誰か一人のものではない。それを、「自らのせいだ」などと考えるのは誇大妄想、自惚れである。 つまり「自らのせいだ」という考えは間違いである。間違いであるばかりではなく、明らかな自惚れであり、誇大妄想であり、即ちイコール害悪である。あなたを表す姓名が、ジョージやブッシュで無い限り、自己責任論は文字通り、掛け値なしの思い上がりである。全く間違った考えである。「君の想像とは違い、君なんてのは取るに足らない小さなものだ」という
日本で、会う人会う人に「景気のいい話しはないですか」と聞いたんですが、全然ない。「緩やかな終わりの始まり」みたいな感じの意見がほとんどで、理由を聞くと「ビジネスもいい話しはないし、政治もダメダメだし、その上、人心まで荒んできたし」とか。「テレビや新聞のニュースを見ても暗い話ししかない」、と。 そこで提案。それは「日本イイコト新聞」です。 その名の通り「イイコト」しか書いてない新聞。それも、「近所の親切おじさん」みたいな話しではなく今新聞に書いてあるような領域全般で「イイコト」を集めるのだ。 もちろん、「近所の親切おじさん」の話しがあっても何の問題もないのだが、それだけだと現実逃避感が強すぎかと。そうではなく、政治家がした素晴らしい主張、施策、役所がもうけたステキな行政制度、好況の会社、良さげな新製品、世間で受けているサービスなどなど、ありとあらゆる「素晴らしい話し」をしっかり取材して書くの
「時間管理術」のような本を書き、タイム・マネジメントに関して時おり講演などをしていると、たまに思いもよらぬ誤解にあうことがある。「佐藤さんはきっと仕事が速いんでしょう」というのは、まだかわいい方で(自慢ではないが人並みのスピードでしか仕事はできぬし、文章を書くのは遅い部類である)、「きっと早起きで夜もあまり眠らないはずだ」などというのは、どこをどう押したらそういう理解が出てくるのか不思議に思う。私にとって日常の主要な関心事は睡眠時間の十分な確保であって、寝る間も惜しむ時間管理術など、私の最も好まぬ解決法だからである(『睡眠時間の必要』2007/08/06)。 もともと、時間というのは1日24時間、誰にも平等に与えられている。それをどう、うまく使うかがタイム・マネジメントの要点なのだが、「時間が足りないのは自分が浪費しているせいだ」とはたいてい考えず、“あの人が楽そうに見えるのは、本当に楽な
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