君が突然、自ら逝ってしまってから、1年と数ヶ月が経ちました。 とにかくまったく理解ができず、常に君のことばかり考えていた最初の数ヶ月、悲しみが少しずつ薄れて、その、薄れていくという事実を怖いと思ったそれからの日々。1年以上経った今、私はどこにいるんだろう。自分でもよく分からず、うまく説明できません。 君とはじめて会ったとき、私は18歳でした。君は、ハッとするほど賢く、私が知る限りもっとも器用で、あらゆることができました。独学で次々と言語を習得し、いろんな国に友達を作り、世界中を飛び回っていました(おかげで日本語しか話せない私は、君の友達に訃報を知らせるのに、本当に苦労したよ!)。楽器を弾きこなし、スポーツに熱中し、君のことを語るときは誰もが「とにかく頭がいい」「なんでもできる」と言いました。そのことが君には重荷だったのかもと思うと、やりきれません。だって、君の本当に素晴らしいところは、全然
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