リコーは2月20日、雑誌などの紙媒体をiPhoneやiPadで撮影するだけでリンク先情報などを読み取れるアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」を公開したと発表した。App Storeから無料でダウンロードできる。 元となる紙面に、二次元バーコードなどの埋め込みは不要で、そのままのページを活かせるのが特長だ。アプリの普及に向けて、2月23日に発売されるAERA English(4月号、朝日新聞出版)との試験サービスを開始する。AERA English内のページをiPhone、iPod touch、iPadで撮影すると、記事に関連するウェブサイトや動画などのリンクを自動的に画面に配信できる。既刊の2012年2月号、3月号においても対応しており、バックナンバーを持っていれば同日から利用できる。 RICOH TAMAGO Clickerで得られる情報は文字情報だけでなく、音楽や動画など
日本出版インフラセンター(JPO)が、2011年度第3次補正予算で経済産業省が実施する「コンテンツ緊急電子化事業」の補助事業者を受託したそうです。同事業は、被災地の復興等を目的として、国が補助事業者を通じて出版社の電子書籍制作費用のうち1/2(東北の出版社が保有する書籍及び東北関連書籍については2/3)を補助するというものです。予算は約10億円とされています。経済産業省の資料では、デジタル化の要件として以下が挙げられています。 ・東北・被災地域で書籍のデジタル化作業を行うこと。 ・被災3県の中心的な図書館に対して、デジタル化対象書籍を1冊ずつ献本すること。 ・複数社の共同出資等により、事業規模や雇用規模が大きく、我が国電子書籍産業全体にとって重要な役割を果たす企業であること。 ・互換性ある標準フォーマットを採用している等、電子書籍流通を促進させる上で適切な形式でデジタル化を行うこと。 ・各
2012年2月17日に、オランダ王立図書館(KB)が電子書籍の貸出を開始すると発表しています。これは、同館のプラットフォーム“EBook Library”を使い、180,000点以上の電子書籍を登録利用者に1週間貸し出すもののようです。電子書籍は、テキスト検索やアノテーションの付与も可能で、個人での書籍リストも作成できるようです。また、提供される電子書籍は、多くが人文・社会科学系の英語の図書とのことです。同館は電子書籍のほかにも、10,000点の電子ジャーナルを電子図書館を通じて提供しており、こちらも人文・社会科学関連の英語の電子ジャーナルがメインとなっているようです。 Tienduizenden e-publicaties te leen (KB 2012/2/17付けの記事) http://www.kb.nl/nieuws/2012/ebl.html
先日まで【家計調査(家計収支編)調査結果】を元にした分析記事を順次掲載した。この「家計調査(家計収支編)」について、2012年2月17日付で2011年分の年次データの公開が行われた。そこで今回から先の記事における各種データを更新し、変化なども合わせてチェックを入れて行くことにする。今回は非定点観測として、現時点で取得できる最新のデータ2011年12月分を元に、週刊誌や雑誌、書籍の支出額を月次ベースでグラフ化した記事のグラフなどについて再構築を行うことにした。 現時点では2012年2月27日に公開された2011年12月分が最新データ。【「4.詳細結果表 e-Stat」内の「月」】から2011年12月分に関して「<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」から「4-1 全国 二人以上の世帯」のファイルをダウンロード、該当項目を選択。12月分で必要な項目を抽出していく。 なお直
岩波書店本社(東京都千代田区)と総合雑誌「世界」、同社がホームページで公表している「2013年度社員募集要項」の応募資格の部分 コラージュ・勝又雄三 就職難の折も折、「広辞苑」や総合雑誌「世界」などで知られる岩波書店が「コネ採用」とも受け取られかねない社員募集要項を発表し、波紋を広げている。社会に出れば「コネ」は「人脈」と呼ばれ財産ともなるが、学生にまでそれを求める老舗出版社の意図とは何なのか。そして学生たちの反応は?【浦松丈二】 ■「紹介状」の一節 ことの発端は、岩波書店が1月10日にホームページで告知した、2013年4月入社の募集要項(中途採用を含む)の応募資格に、次の一節があったことだった。 <岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること> その意図を同社は「(紹介をしてもらうための努力などから)応募者の熱意や意欲を把握したい」と説明したが、「あの岩波が、堂々とコネ採用?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く