株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
「政府紙幣」が国会やメディアで取り上げられている。渡辺喜美元行革担当大臣が離党前に麻生総理に突きつけた7項目の提言にも、景気対策の財源として政府紙幣を発行することが含まれていた。 政府紙幣とは何か。現在、わが国の紙幣の発行はすべて日銀が行っているが、それに対して、文字通り政府が発行する紙幣を政府紙幣という。 通貨の発行権は日銀だけでなく政府にもある。実際、紙幣は日本銀行券だが、コインは政府が発行している。その証拠に、コインには「日本国」と記されている。これと同様に、日本国と書かれた一万円札を発行しても、法的には何の問題もないわけだ。 景気対策に政府紙幣を発行するという考えは、けっして目新しいものではない。海外では、大恐慌後の米国のニューディール政策において発行されており、戦後になってからも経済学者の間でしばしば提言が行われている。 日本では10年以上前から、経済学者の丹羽春喜氏が政
夕張に派遣した都職員の奮闘〜財政再建を学び、そのDNAを持ち込んでほしい 北海道夕張市に東京都の若手職員が派遣されていることをご存じだろうか。 財政破綻した夕張市は、353億円の借金を18年かけて返さなくてはいけない。2006年には269人いた職員も、相次ぐ退職で111人にまで激減した。そこへ“義勇軍”として、2人の都庁職員を今年1月21日から2年間の予定で派遣している。 派遣されているのは、29歳の百澤俊平君と27歳の鈴木直道君だ。百澤君は夕張市総務課税務管財グループ、鈴木君は夕張市市民課市民保険グループに勤務している。 2人が派遣されたのは真冬だったが、財政難の夕張市役所では、夕方5時になると暖房が切られてしまう。しかし、マイナス10度になることもある極寒の地で、彼らはコートを着込みながら夜10時まで働いた。財政再建団体がどれだけ厳しい状況に置かれているかということを、身をもっ
第26回 水を使わない男性用小便器におわず運用コストは4分の1[水問題] 日本国内には250万~300万台の男性用小便器があるとみられる。1回使うごとに流す水は1~5ℓ。きれいな水を大量に消費している。そこで、水を使わず、においも抑えた画期的な便器が登場した。 文/吉岡 陽(日経エコロジー) 南海鉄道の難波駅の無水小便器。微生物の繁殖しやすい水洗に比べて驚くほどにおいがしない。「無水はにおう」というイメージを持たれないように、床の清掃も水を極力使わない方法に改めた 大阪府を縦断する南海電気鉄道は、3月までの1年間に18駅、73台の男性用小便器を無水に切り替えた。節水効果は年間2万2000t。約7万人が家庭で1日に使う水の量に匹敵する。CO2排出を約12.7t削減できる計算だ。同社はさらに導入を進める。 水を流さないと不衛生のようにも感じる。だが、利用者が多い難波駅のトイレは、驚く
料理が滑り降りてくる! 店員不要の全自動ITレストラン (シュピッツナーゲル典子=ユナイテッドフィーチャープレス) 客席のタッチスクリーンモニターで希望の料理を注文する。出来上がった料理は、2階の厨房かららせん状のレールを滑って1階の客席に提供される。頭上から落ちるようにレールの上を走る料理や飲み物を眺めるのは、まるでジェットコースターを見上げるような気分だ。給仕いらずの、こんな楽しい“全自動”レストランがドイツに登場した。従来のセルフサービス店とは一味違った「スバガーズ(`s Baggers)」は、注文や接客業務を極力合理化したITレストランとして世界の注目を集めている。 趣味の料理から生まれたアイデア 屋外のビアガーデン (以下全写真提供=HeineMack社) ドイツはバイエルン州・ニュルンベルクにあるITレストラン「スバガーズ」の考案者は、ミヒャエル・マック(Mich
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