ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (44)

  • フリーターについて: 極東ブログ

    先日極東ブログ「ニートについて」(参照)というのを書いて、さて、フリーターは?と気になった。この機に書いてみたい。 毎度ながら語義から。定義はすぐに見つかった。内閣府「平成15年版 国民生活白書」 ”第2章 デフレ下で厳しさを増す若年雇用 第3節 フリーターの意識と実態”(参照)にある。 なお、章では、フリーターを、15~34歳の若年(ただし、学生と主婦を除く)のうち、パート・アルバイト(派遣等を含む)及び働く意志のある無職の人と定義している(注13)(第2-3-1図)。その際、「学生」、「主婦」を除いて分析を行うのは、学業や育児などの傍ら、自ら選んでパート・アルバイト、派遣労働等に就く場合が多い「学生のアルバイト」や「主婦のパート」の議論と区別するためである。 厳密な定義ではなくて暫定的なものらしい。引用にある注13はこうだ。 (注13)働く意志はあっても正社員としての職を得ていない若

  • 若者の労働状況に思う: 極東ブログ

    昨日のNHKクローズアップ現代「働く意味は何ですか」は、たるい内容だった。問題は、現在新卒者の5人に1人が就職できないということとだが、これについて、次の視点を立てていた。 学生達の就職に対する意識も変わってきているのだ。自分のやりたいことがわからないなど、就職活動の入り口から悩み、つまずいて就職から身を遠ざけてしまっている学生が増えつつあり、大学でもカウンセリングや個人指導などの対策を始めている。 番組中キャスターの国谷裕子も、自分たちも若い頃、何をやりたいかわかってませんでしたが…というようにコメントを挟み、顔のシンメトリーを崩して微笑していたが、若い人の労働意識が現代において変わったわけでもない。番組でも、一応、そのあたりは含めてはいた。むしろ、会社が若者に就労意識を求めるようになったという線を強調していた。確かに会社側としても就職しても3人に1人は短期で辞めてしまうのだから、しかた

  • あの時代、サリン事件の頃: 極東ブログ

    地下鉄サリン事件が起きた一九九五年三月二十日、私は東京に居なかった。沖縄の海辺で無意味に暮らしながら、かつで自分がよく乗った地下鉄のことを思い出していた。その一年前なら、私は殺されていたかもしれないとも思った。一九五七年生まれの私は、一九九四年、三十七歳だった。私より一回り年下の一九六九年生まれの人なら、あの時、二十五歳だっただろう。そしてその人は今年三十七歳になるのだろう。 沖縄に持って行ったはごく僅かだった。など読みたくもない時期だった。例外は「沖縄キーワードコラムブック」。このにはあの頃の沖縄の現在が感じられた。初版は一九八九年、沖縄出版より。翌年続巻が出た。編集のまぶい組が後のボーダーインクになったかと記憶しているが違っているだろうか。ボーダーインクのワンダーはそれから購読していたが、昨年末に終刊した。先日バックナンバーフェアが開催されていたと聞いた。琉球新報”「ワンダー」が

    kkzy9
    kkzy9 2006/03/16
    オウム真理教の残党は「はてな」を拠点に…そういう話だとは知らなかった。
  • リチャード・プール、享年八六: 極東ブログ

    昨今なにかと天皇家に関する議論がネットで盛んだが、法的に見れば日では戦前も戦後も一貫して天皇は国家の機関であった。そのことは昭和天皇もよく理解していた。中野学校でもきちんと教えていた。天皇という存在は憲法に従属するものであり、憲法を見ればわかる。最新版の日の憲法を見ればそれは「象徴」ということだ。つまり、バッチだ。スケバン刑事リメークもきっと桜の大門を見せてくるだろうが、象徴というのはそういうものだ。 最新版日国憲法を作ったのは日人ではない。米人たちである。GHQ(連合国軍総司令部)である。その民政局の憲法起草委員会たちの、今で言えば「はてな」で日記とか書いたりWeb2.0と見ると脊髄反射的にブックマークしていそうな若造である。 二十六歳だったのだろう、リチャード・プールはその時。なぜ、僕が?とプールは思った。そりゃ、君の誕生日が理由さ、日の天皇と同じく四月二十九日だからね、と。

    kkzy9
    kkzy9 2006/03/05
    天皇のポジショニングと憲法について。