『惑星戦記ナイデニオン』鑑賞。 公式サイトのスタッフ欄を見てみると「〜ですが、何か?」みたいなドヤ顔でこうある。 「製作/監督/脚本/撮影/編集/音楽/ミニチュア監督/衣装/出演 他 ジャック・モイク」 ようするに全部独りでやった自主映画です。しかも15年かけて作られた。 主演オレ! ミニチュア作成、オレ! ミニチュア・セットもオレ! 合成撮影もオレ! マットペイント描いたのオレ! ヒロインは嫁! 1年に1本くらい、ちょっとドウにかしすぎている情熱が傾けられた自主制作映画が出て来て、日本でも何かの間違いで公開される事がままある。『シックス・ストリング・サムライ』とか『コリン Love of the Dead』とか。 『惑星戦記ナイデニオン』もそんな、どうかしている1本だ。 物語はこうだ。50年以上続く宇宙戦争に疲弊した帝国と連合国。戦争に終止符を打つべく和平交渉に赴く連合国の大使シンシア。