「中東の笛」が話題になり、ここ最近またクローズアップされている「審判」。今回の対談はその「審判」、日本を代表する国際審判員の1人である、家本政明氏です。 実は、この対談をオファーする際に、多少の不安を覚えました。僕自身、選手としては引退しているものの、解説者という立場もあり、公平・公正・公明とされる審判と対談することは、はたしてよいことなのか、とてもセンシティブな問題ではないのかと悩んだのです。家本氏の意見を伺うという意味も含めて、まずは相談レベルでと、お伺いを立てたところ、二つ返事で、「是非やりましょう」と、ご回答をいただきました。ピッチ外では、「はじめまして」となる、この希少な対談を通じて、「審判」という職業への理解はもちろんのこと、普段はあまり明かされることのない家本政明氏という人物像に迫りました。 僕らも選手と同じ人間玉乃 家本さん、はじめまして。ピッチではお会いしたことがあります