ブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)など、ユーザーが情報発信するCGM(Consumer Generated Media)を、商品やサービスのマーケティングに活用しようとする企業が増えてきています。各企業は、CGMで発信される口コミが購買行動に与える影響が見逃せない威力をもっていると気付き始めたのでしょう。 ブログやSNSは「信頼性ある」 CGMで発信される情報は、個人の体験や発見に基づいたものです。Amazonのレビューのように、ユーザーが商品に対して投票し、感想を書くなどしたできたCGMは、特定の発信者の意図が顕著には現れない、公平で信頼できるメディアであると言えるでしょう。私はこのようなメディアを「体験共有型メディア」と呼んでいます(関連記事参照)。 オプトとクロス・マーケティングが行った調査によると、「ブログやSNSの書き込みに内容に信頼性があると思うか」という問い
「サイレントヒル」というゲームのキャンペーン用いられたブログパーツの場合は、パーツを張り付けることで、そのブログを見に来た人の画面上に、ゲームの内容を連想させるようなFlashアニメーションを表示し、同時にこのブログパーツを、見に来た人のブログにも貼るよう勧められます。これにより、ブログパーツを見た人が、自分のブログにもパーツを貼るという、口コミ的なPRを発生させることができました。 SNSを利用する場合 SNS「mixi」に公認コミュニティーを立ち上げ、コミュニティーのメンバーに対して商品に関する情報発信を行ったり、ユーザーと意見交換をするマーケティング手法もあります。企業のスタッフや仮想のキャラクターを管理人としてコミュニティーを運営し、商品に対するユーザーの興味を高めながら、口コミ的に他のメンバーへ紹介していってもらう、という効果を期待したものです。 商品やサービスに対するユーザーの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く