8月19日、トレンドマイクロは2013年上半期の最新脅威動向セミナーを開催した。昨今発生が相次ぐ不正アクセス事件を始め、特筆すべき傾向を5つに分類して紹介、対策が紹介された。 2013年上半期で目立った5つの脅威 トレンドマイクロ セキュリティエバンジェリスト 染谷征良氏は、2013年上半期の脅威の傾向を「サイバー犯罪」「モバイル」「ソーシャル&クラウド」「脆弱性とエクスプロイト」「サイバー攻撃」の5つに分類した。 まずサイバー犯罪では、オンライン銀行詐欺ツールによる攻撃が日本に本格上陸した点が挙げられた。同社調査によると、上半期のツール検出数は昨年の上半期件数(8398件)の約2.5倍(2万916件)に上り、昨年1年間の件数(1万9849件)をわずか半年で上回った。原因の1つは、詐欺ツール作成ツールキットの低価格化だ。インターネットにソースコードを公開し、自由に手に入れられるものも多く、
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