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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (6)

  • 「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」 - 琥珀色の戯言

    「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」と母親に言った女性会社員の行動について議論(『Pouch』2010年08月31日) ことのはじまりは、twitterでの、こんなつぶやき。 「出社する時の地下鉄で、『子どもがうるさいので降りてくれませんか。みんなこれから働くんですよ』と親子連れに意見したOLに遭遇。泣きそうな顔で子どもを連れて降りたお母さんに勝ち誇った顔をしたOLに嫌悪感。スーツ姿でパリッと決めたキャリア志向さんなんだなぁ。」 もうすぐ2歳になる子どもの親としては、これを読んで、少なくとも良い気分にはなれませんでした。 自分がこのお母さんと同じ立場だったら、つらくて、悲しかっただろうと思うから。 僕は田舎住まいなので、「子どもと一緒に満員電車に乗る」なんて機会はそうそう無いのですけど、このお母さんだって、好きで子どもと一緒に通勤電車に乗っていたわけじゃないはずです。 何か事情があ

    「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」 - 琥珀色の戯言
    klim0824
    klim0824 2013/06/05
  • ブロガーという病 - 琥珀色の戯言

    先日、某有名ブログを見ていて、「えっ?」と困惑してしまった。 あるエントリで、喪服を着た女性が俯いて悲しそうな表情をした画像と「会葬御礼」の手紙の画像がアップされていたのだが、そこに添えられていた文章は「血の繋がりのない遠い親戚のお通夜に行ってきた。よく知らない人なんだけど、やっぱり人の死は悲しいものだ。『死ね』ってブログに書いてくる人は、こういうのを望んでいるの?」というものだった。 このエントリ、言いたいことはとてもよくわかる。お通夜で人の「死」を目の当たりにして、「そんなお気軽に『死ね』とか書いてもいいの?」と問いかけたくなるのは、ものすごく自然な感情だと思う。 ただ、その一方で、僕はこのエントリで喪服をまとって悲しい顔をしながら自分にカメラを向けた(あるいは、誰かに写真を撮ってもらった)ときのことや会葬御礼の写真を撮ったときの様子を想像すると、正直すごくイヤな感じがしたのだ。 「こ

    ブロガーという病 - 琥珀色の戯言
  • 「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言

    僕は基的に、「コメントへのレスはしません。そのかわり、第三者への誹謗中傷やスパムコメントでなければ消さない」のですが、良い機会なので、ひとつ書いておこうと思います。 マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。(琥珀色の戯言) ↑のコメント欄に書かれていた、このコメントについて。 ●● 2009/03/12 00:51 祖母の立場を考えれば、孫を亡くしてしまった悲しみに対して 同情することもできるでしょう。 では 祖母の無知から死んでしまった子供を考えたとき、 あなたはそれでも「悪意がなければ許される」と言えますか。 これがもし、亡くなったのがあなたの子供で、蒟蒻畑を与えたのが良く知らない近所のおばさんだったとしても。 その人には悪意がなかったのだと許せますか。 それともこの例は「子育て」ではないからと、相手を罵り訴えますか。 子供にとっては、相手の無知な好意で死んだことは変わりない

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    klim0824
    klim0824 2009/03/12
  • はてブの人たちが偉そうにしている理由 - 琥珀色の戯言

    はてブの人たちって何でこんなに偉そうなんだ? もちろん、ブックマーカーたちがみんな「偉そう」なわけじゃなくて、そういう印象を受ける人はごく一部なのですが、コメントをつけられる側からすれば、そんな人のほうが「記憶に残る」のは事実。 身も蓋もない話をしてしまえば、彼らが「偉そうにしている」理由は、こういうことだと僕は思うんですよ。 塩野七生「男の肖像」(文春文庫)より引用。 日で、ある人に、こうきいたことがある。自分の意のままに人を動かせる人物がいるが、なぜ手足のごとく駆使できるのか、と。その人の答えはこうだった。 「手足と、思っているからだ」 要するに、「なんで彼らは偉そうなのか?」と言うと、「自分のほうが偉いと思っているから」なんですよね。 まあ、こういう人って、テレビに出ている「評論家」から、居酒屋で贔屓のチームの采配を批難しているオッサンまで、とにかくたくさんいるので、「はてブ」だけ

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  • 「はてなダイアリー」が「アメブロ」に勝てない理由 - 琥珀色の戯言

    五輪選手、ブログで音 中傷受けて削除も(asahi.com) 日選手団の主将も務める柔道男子100キロ級の鈴木桂治選手は1回戦で敗退、敗者復活戦も初戦で敗れた。18日、ブログに「誰とも会いたくないし、なるべくなら帰国もしたくないくらいです」と書き込んだ。読者のコメント欄には「謝る必要なんてない」「最後まで、主将を全うしてください」と励ましのメッセージが連なる。 しかし、14日の敗戦直後は、「練習していないで遊んでいるからこういうことになるんだ!」「暴言ばっかだねココ」といった書き込みが相次ぎ、ブログの管理者は削除に追われた。 鈴木選手ら6人と1チームの五輪出場者も利用するサイバーエージェント(東京都渋谷区)の「アメーバブログ」は、ブログ開設者約357万人のうち芸能人やスポーツ選手が約2300人を占める。人気ブログも多いが中傷が殺到する「炎上」の危険もあるため、タレントやスポーツ選手のブ

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  • インターネット時代の「孤独」 - 琥珀色の戯言

    昨夜のニュースで観た、秋葉原の事件の犯人の「動機」 「現実で大きな事件を起こせば、ネットで無視したやつらを見返せると思った」 鴻上尚史さんが、『SPA!』に連載中の「ドン・キホーテのピアス」に、こんなことを書かれていた。 インターネットの時代になって、自意識が数値化されるようになりました。僕の二十代、否定だけを居酒屋で語り続ける奴は、周りからただ無視されたり嫌われたりしましたが、現在のように「コメント(0)」とか、一日のヒット数が表示されるなんていう、「数字によって冷酷に知らされる孤独」なんてものがありませんでした。えらいこってす。 たぶん、「インターネットによって癒される孤独」というのは、確実にあるのだと思う。 でも、その一方で、「インターネットによって思い知らされる孤独」っていうのもあるのだろう。 そして、ネットが「一般的なもの」になるにつれ、現実社会での「コミュニケーション上手」が、

    インターネット時代の「孤独」 - 琥珀色の戯言
    klim0824
    klim0824 2008/07/11
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