「ネット上で他者を責めるための『論理』」の危うさ - 琥珀色の戯言

僕は基本的に、「コメントへのレスはしません。そのかわり、第三者への誹謗中傷やスパムコメントでなければ消さない」のですが、良い機会なので、ひとつ書いておこうと思います。 マンナンライフ事件は、やっぱり「事故」だと思う。（琥珀色の戯言） ↑のコメント欄に書かれていた、このコメントについて。 ●● 2009/03/12 00:51 祖母の立場を考えれば、孫を亡くしてしまった悲しみに対して 同情することもできるでしょう。 では 祖母の無知から死んでしまった子供を考えたとき、 あなたはそれでも「悪意がなければ許される」と言えますか。 これがもし、亡くなったのがあなたの子供で、蒟蒻畑を与えたのが良く知らない近所のおばさんだったとしても。 その人には悪意がなかったのだと許せますか。 それともこの例は「子育て」ではないからと、相手を罵り訴えますか。 子供にとっては、相手の無知な好意で死んだことは変わりない

[gonzales66]

考え方には同調できるが、マンナンライフの責任を過小評価している。知識不足。

[laislanopira]

"ネットで「世界に向かって語っている」って、けっこう気分良いですよね"

[katamachi]

「みなさんは自分の立場として、自分はなんなんだと」。発言するとき、じゃあオマエの立場はなんなんだ、との反論も当然返ってくる。僕の場合、目の前に知人や当事者がいることを想定して日記を書くよう努めている

[Midas]

これは偽の対立。解決策はない。両方とも拒否せねばならない。駐車場に放置＝虐待(誘拐の危険＝育児放棄)はアメリカでよく聞く。悪意でなく行為が問題。対して企業訴訟もアメリカ型。前者は後者な文化の当然の帰結

[yamatedolphin]

「許してあげよう」なんて極端に味方してる訳ではなくて、裁判をせざるをえない立場「も」少しは理解したらどうか？だと思うんだけど/ 行政政策以外にも訴訟リスクが食品表示を充実させているっていう面はないのかな

[ROYGB]

別にネット上に限らないような。「わりばし事件」は無罪にはなったけど刑事裁判になったし、サッカーコーチには地裁だけど有罪判決が出た。参考：http://b.hatena.ne.jp/entry/12476228

[islecape]

「自分の仮想敵」的な抽象的概念を、近似した（と自分が認定した）具体的な個人にひっかぶせて叩きまくることもありますね。

[takanofumio]

村上春樹が言ってた「正論原理主義」ってこっちのほうがあてはまるような気がするな

[SiroKuro]

個人的には、祖母を責めるつもりはない。「気を付ければ良かったのに」と嘆くくらいはさせて欲しいけど。

[taro-r]

いろんな方向から物事をみようという努力を感じる。/こういう人を言い負かすのは無理だと思うが，それでもケチをつける人はいる様子。

[Domino-R]

異論なし。ただ物事の解釈/解決の方法として、最終的な責任者を明らかにし処分する、以外では腑に落ちない人というのはいる。それは彼なりの事物/世界の把握の方法だから、それを説得する論理は無さそう。

[kanimaster]

比較してしまうと、引用されているコメントのほうが説得力があるような気がする。

[gkmond]

ありえないシチュエーションを設定して、「今回の事例と同じじゃないか！」って言うのは、ある種の「印象操作」でしかない