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ブックマーク / note.com/tsukamoto (3)

  • Book as a Service, サービスとしての電子書籍|塚本 牧生

    と出版の未来を考えるメディア「マガジン航」にも掲載されています。 現在、多くの電子書籍事業は「半永久的な貸」の体裁をとっています。でもこのサービスにも販売にもなりきれない形態が、多くの問題や不満を引き起こしている気がします。私は出版、書籍流通、書店のいずれにも属さずその領域の「モノを知らない」ただの読者ですが、私のフィールドであるクラウドコンピューティングの視点から、クラウドサービスの定義に沿った「Book as a Service」という考え方を提案してみます。 ■自転車操業に見える現在の電子書籍「業」 先月、TSUTAYA.com eBOOKsがサービスを終了すると発表しました。利用者の購入済タイトルはBookLiveが引継ぎ、引き継げないタイトルは購入金額分のT-Pointで補償するとのことです。これまでにも多くの電子書籍サービスが、サービス終了時にはポイント等での補償をしてき

    Book as a Service, サービスとしての電子書籍|塚本 牧生
  • コンテンツ「パクり」を考える二つの前提|塚本 牧生

    コンテンツの全文転載、いわゆる「パクり」については、繰り返しネット上で議論になっています。議論自体は歓迎しますが、二つだけ前提として忘れないで欲しいことがあります。 ■著作権法を軽んじない 「法律違反だからいけない」という意見があるとすれば、それは幼稚な意見ではなく、大人の意見です。第一に、著作憲法が軽視されれば、著作権者はとても弱い立場になり不幸になります。第二に、著作権法を軽視してあなたがアクションをしたなら、あなたが著作権の下で裁かれます。 著作権がどんなだといいか、どうなって欲しいか、という議論はとてもよいと思います。「法律違反だからいけない」が思考停止に思えたら、まず「法律はなぜそれを禁じてるのかな」からスタートしてみてください。 ■著作権者が複製を歓迎しているのか考える しばしば出てくる肯定理由が「著作権者の利益になることもある」です。しかし「なることもある」であって「ならない

    コンテンツ「パクり」を考える二つの前提|塚本 牧生
  • 僕たちは消費者ではなく読者です。|塚本 牧生

    楽天Koboで小学館コミックの電子書籍を購入していて「5年のダウンロード期限」があることに気づいたという話がありました。5年で再ダウンロードできなくなるだけでなく、端末から自動的に削除されるようです。 たまたま集めたい小学館のコミックがあって、「※このコンテンツには、5年間の再ダウンロード期限があります。」という記載はあったものの、5年以内にダウンロードしておけば、そのまま読めるものだという認識でいた。[...]楽天koboからの回答としては、外付けHDDなどへのデータの保存は不可能なうえに、5年後は、オンラインで同期してしまうと、電子書籍データは消えてしまうとのことだった。(楽天koboの電子書籍再ダウンロード期限の罠 - はてな匿名ダイアリー)再ダウンロード期限については、Koboに限った話ではなく出版社による制限で、かつ出版社によって異なる様子です。 出版社によるダウンロード制限も大

    僕たちは消費者ではなく読者です。|塚本 牧生
    klim0824
    klim0824 2014/05/05
    "僕たちを「読者」として見るのではなく、「消費者」として数えるしかできないなら、出版は文化事業ではなくただの製造業です"
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