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2010年2月11日のブックマーク (1件)

  • 仁和寺「御室桜」、クローン技術で後世に : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    2〜3メートルの低木として知られ、古くから歌にもうたわれてきた世界遺産・仁和寺(京都市右京区)の「御室(おむろ)桜」の苗を、クローン技術で培養することに住友林業(東京)が成功し、仁和寺とともに10日発表した。 御室桜は国名勝に指定されているが、近年、樹勢の衰えが目立ち、次世代木の育成につなげる考えだ。 仁和寺は平安期からの桜の名所で、現在の十数種約二百数十は江戸前期の植樹とされる。2007年に寺と同社が共同で研究プロジェクトを開始、DNA鑑定や土壌調査などを行ってきた。 クローン増殖は、桜の葉芽を切り取り、栄養素の入った液体に漬けて組織培養する方法で行った。15の苗は最大約15センチに成長し、同社の筑波研究所(茨城県つくば市)に保管されている。1〜1・5メートルまで育て、仁和寺などに移植し生育状況を調べる。2、3年後に開花する見込みという。 木が大きくならないのは「御室桜の謎」と言われ