アメリカ西部モンタナ州で、29歳の男が窃盗の犯人をおびき寄せようとガレージにわざと財布を置いたうえで監視を続け、ガレージに入ってきたドイツ人留学生を射殺したとして殺人の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのはモンタナ州のミズーラに住むマーカス・カーマ容疑者(29)です。 地元の検察によりますと、カーマ容疑者は27日未明、自宅のガレージに入ってきた17歳のドイツ人男子留学生の頭と腕を散弾銃で撃って殺害したとして殺人の疑いがもたれています。 カーマ容疑者は自宅がたびたび窃盗の被害に遭っており、犯人をおびき寄せようと入り口を開けたガレージにわざと財布を置いたうえで、3日間にわたってカメラで監視を続け、人影を確認したことから散弾銃で撃ったということです。男子留学生がガレージに入った理由は分かっていません。 カーマ容疑者は、男子留学生が撃たれる直前に「待って」などと声を上げたにも関わらず発砲を続けたと