電気自動車(EV)が抱える課題の1つが充電インフラだ。三菱自動車は充電ケーブルを使わない非接触充電の研究を開始。トヨタ自動車や日産自動車なども同様の研究に取り組んでおり、EVと非接触充電を組み合わせたシステム普及が見えてきた。 電気自動車(EV)の普及を加速させるためには、3つの課題を解決しなければならないという声が強い。価格(電池コスト)と走行距離、そして充電インフラだ。 このうち、充電インフラは、家庭用の安価な普通充電装置の普及を進め、要所要所に急速充電装置を取り付けることで、いつでもどこでも充電できるように計画が進んでいる。例えば日産自動車は2015年度末までに2010年末の設置台数の10倍に相当する5000基の急速充電器を販売することを目指している。 さらに将来は、より進んだ充電インフラが登場する。充電ケーブルを使わない非接触充電(ワイヤレス充電)だ。 三菱自動車とIHI、米WiT
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