オランダのシンクタンクは、ヨーロッパからシリアやイラクに渡り、戦闘に参加したおよそ4000人の外国人戦闘員のうち、およそ30%が帰国したとする分析をまとめ、ヨーロッパ各国で戦闘員の情報を共有するよう提言しています。 この中で、2011年から去年10月までに、ヨーロッパ各国からシリアやイラクに渡り、過激派組織IS=イスラミックステートなどに加わった外国人戦闘員は、3922人から4294人に上るとしています。 国別ではフランスが最も多く900人以上、ドイツとイギリスは最大で760人ですが、人口比では、先月連続テロ事件が起きたベルギーが最も多くなっています。 また外国人戦闘員のうち、およそ30%はシリアやイラクからそれぞれの国に戻ったとみられ、去年のパリの同時テロ事件やベルギーの連続テロ事件の容疑者のように、本国でテロを引き起こす危険性が高いと指摘しています。 シンクタンクでは、ヨーロッパ各国に