2017年3月3日に発売され、販売好調なスイッチだが、課題は若年層の開拓にあった。任天堂が同年10月に開示した米国でのスイッチ購入者調査によると、家庭内で最も購入意欲が高かったのは20代から30代で全体の63%。15歳以下は同10%にとどまっていた。 そこで投入するのがラボだ。ジェフリーズ証券のアツール・ゴヤール氏は、ラボの発売は「スイッチ劇場第2幕」であり、「若い世代開拓の始まりでコアゲーマーからの転換」を意味すると分析した。 株価はヒット織り込みへ 16年6月に1万3360円の年間安値を付けた任天堂の株価は、スイッチの販売好調などを背景に上昇基調を強め、今年1月24日の取引時間中に4万9980円と5万円目前まで迫った。しかし、米国株の高値波乱なども背景に、ここ1、2カ月は4万5000円前後でもみ合っている。 ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は、ラボは大ヒットする
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