土佐豊(左)と豊響の一戦は上手投げで土佐豊に軍配が上がった。きわどい勝負で物言いがついたが、豊響のまげが一瞬早く土俵についたと判断された=河合博司撮影 ○魁皇 腰痛はあるが、「周りの声も聞こえないくらい、集中できている」。通算1千勝まであと八つ。 ○土佐豊 物言いのついた微妙な一番を、まげの差で制す。「同体かな、と思ったけど、ホッとしました」 ○若荒雄 再入幕で白星。懸賞金も出て「母の日なので袋ごと渡します。いや、ちょっと抜いておこうかな」。 ○琴奨菊 日馬富士を寄り切りで破る。「稀勢の里のいい相撲を見て、余計に気合が入った」 ○猛虎浪 出身地の登録を変更。「父さんの生まれた場所にした。自慢してほしくて。電話したら喜んでくれた」 ○雅山 琴光喜に勝ったが、琴奨菊の方が気になるよう。「センスあるし、キクあたりが上に行かなきゃダメ」 ○白鵬 完勝。報道陣の中に久々に来た顔を見つけ