仙台の北朝鮮代表MF梁勇基(29)が、明日3日のホーム広島戦で3試合ぶりに先発復帰する。1日に本拠地ユアスタで行われた紅白戦で主力組に復帰。W杯アジア3次予選から帰国した直後だった10月15日の福岡戦、同22日の川崎F戦は途中出場だったが“定位置”のスタメンに戻る。 代表戦の疲労、福岡戦でMF松下が2得点したことで、不動の先発になった06年以降で初めて2戦連続でベンチスタートだった。それは、客観的にチームを見つめる好機会になった。 梁 外から見ていて感じる部分があった。うまく頭の中の整理ができたし、もっとこうすれば、と思う部分もあった。それを広島戦のピッチで表現できれば。 今月の代表戦招集も正式決定した。11日に敵地でウズベキスタン(タシケント)、15日にホームで日本(平壌)と対戦。「W杯出場へ大事な2試合」と背水の覚悟で臨む。 平壌では「プロになってから初めて」という人工芝ピッチでの試合