「Go To トラベル」のスタート後、1日は夏休みに入って初の週末となった。京都市内の観光地では依然として客足はまばらなままで、清水寺周辺の三年坂でも観光客の姿は少なめだった(1日午後0時19分、京都市東山区) 新型コロナウイルスの影響で低迷した観光需要を喚起する国の事業「Go To トラベル」のスタートから1週間が過ぎ、1日は夏休みに入って初の週末となった。観光客増の回復に向けた期待から一転、京都市内の観光地では依然として客足はまばらなまま。新型コロナ感染者は全国で再び増加しており、迎える側には不安の声も上がる。 世界遺産の清水寺(東山区)の周辺では、例年よりも長かった梅雨が明け、カップルや家族連れが行き交ったが、例年よりも少なめ。GoTo期間に合わせて兵庫県西宮市から訪れた会社員の女性(23)は「手続きが複雑なのでどこまで割引になるか分からないが、食事や買い物を楽しみたい」と笑顔を見せ