何の変哲もないアルミの塊が宙に浮き、徐々に真っ赤に溶け始めて最後には地面に落ちてしまうというムービーがYouTubeなどの動画サイトで話題になっています。なぜアルミの塊は溶けてしまったのか、そしてなぜ空中にフワフワと浮くことができたのか、その原理がだいたいわかったので、実験で確かめてみることにしました。 HQ Melting Aluminuim w/ ElectroMagnetic Cylinder HQ - YouTube カメラの正面には、銅でできたと思われるコイルが映っています。その向こうにあるアルミの塊をピンセットで拾い上げて…… コイルの中心に持ってくると…… その位置のまま、ふわふわと宙に浮き始めました。ゆらゆらと揺れながらも、コイルの中心あたりで位置をキープしています。 周りのコイルには強い電流が流されているようです。途中で電流を強くしたのでしょうか、それまで揺れ続けていたア
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