経済再生担当相に留任する山際大志郎氏が10日の閣議後の記者会見で、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との接点を初めて認めた。関連団体に会費を支出していたほか、イベントに出席したことを認めたが、「いずれも通常の政治活動の一環だったと認識している」と釈明した。 【写真】旧統一教会との関係、首相が異例の点検指示 閣僚からの答えは… 山際氏の資金管理団体は2013年、教団の友好団体「平和大使協議会」に会費1万円を支出。このほか、山際氏は18年に関連団体主催のセミナーに出席していたことも認めた。自身の選挙で支援を受けたかどうかについては、「一人ひとりのバックグラウンドを細かく把握しているわけではない」と述べるにとどめた。これまで山際氏は「個人の政治活動に関わる話なので、答えは差し控えたい」と説明を拒んでいた。