外食チェーンをめぐる「国内」の状況 人出の回復と、インバウンド観光客の急増などによって街は活気を取り戻している。 大半の外食大手の決算説明コメントには、2019年比などコロナ前との比較でほぼ並ぶ状況になってきたことが数字で確認できる。 ・すかいらーくHD(8月10日発表、2023年12月期第2四半期・決算短信) 「当社グループの第2四半期連結累計期間の既存店売上高は2019年比92.1%となりました」 ・ゼンショーHD(8月10日発表、2024年3月期第1四半期・決算短信) 「各報告セグメントの既存店売上高前年比は、『グローバルすき家』で119.3%、『グローバルはま寿司』で108.5%、『グローバルファストフード』で115.8%、『レストラン』で123.0%、『小売』で99.9%となりました」 ※ゼンショーは2020年3月期〜2023年3月期まで、通期黒字を維持している ・ロイヤルHD(