1993年のJリーグ誕生以降、スポーツ界のキーワードとなっている「地域密着」。長らくプロ野球チームがなかった東北でも、楽天が創設9年で初優勝を果たした 「出版不況」という言葉がささやかれてずいぶん経つ。有名雑誌の部数減少や老舗雑誌の休刊、出版社倒産のニュースも珍しいものではなくなった。ところが今、こんな出版界の事情に逆行するような、ある現象がおこっている。それは下記のような地方発のスポーツ雑誌の増加だ。 北海道『北の球児たち』 岩手『Standard』 群馬『Gsports』 神奈川『ベースボール神奈川』 静岡『静岡高校野球』 岡山『岡山県高校野球本』 沖縄『ベースボール沖縄』 目立つのはスポーツの中でも高校野球関連の雑誌。総合スポーツ誌である『Standard』も高校野球特集はメインコンテンツであり、『Gsports』は『群馬の高校野球』という別冊本も発行している。 ま
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