猛威を振るい続ける新型コロナウイルスの影響を受けて資金難に陥り、経営的に苦しい状況に直面している地域の街クラブやスクールを支援する事業を、日本サッカー協会(JFA)がスタートさせた。 JFAは4月下旬の段階で、8項目で構成される新型コロナウイルス対策「JFAサッカーファミリー支援事業(仮称)」を立ち上げている。今月14日の理事会における承認をへて正式に運用開始となるなかで、喫緊と判断した「相談窓口設置」と「財政支援」を7日から先行開始した。 国や地方自治体を介さずに、JFAが直接かつスピーディーに財政を支援する対象は、第1次支援となる今回は街クラブやスクールなどに限定された。Jリーグやなでしこリーグ、フットサルFリーグなど傘下の連盟に加盟するクラブは別途検討する予定で、いわゆるグラスルーツへの支援を先行した理由を、7日にオンライン会議アプリ『Zoom』を介したメディアブリーフィングを開催し