「差別撤廃」と「伝統や校風」では話の次元がかみ合わない 現在、埼玉県で公立高校を一律共学化すべきかどうかの議論が行われている。男子校が女子の入学を拒むのは女子差別撤廃条約違反ではないかという苦情が県に寄せられたことに端を発している。 2024年4月現在、公立の男女別学校があるのは、全国でも8県に限られ、特に埼玉県12校、群馬県12校、栃木県8校と北関東に集中しているが、北関東限定の問題ではない。 どのように男女協働参画社会を実現すべきなのか、そのうえで学校はどのような役割を果たすべきなのかという社会的選択にかかわる問題である。 議論は大詰めを迎えており、一律共学化に賛成の立場からも反対の立場からも多くの意見が寄せられている。ただし、男女平等のために一律共学化を求める声に対して、別学校のメリットや、ましてやそれこそジェンダー・バイアスにまみれているかもしれない伝統や校風を盾に反論するのでは話
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