携帯電話の高機能化が進んでいる。通話やメールだけでなく音楽鑑賞やワンセグの視聴,電子マネー,各種アプリケーションなど豊富な機能を搭載した機種も増えてきた。一方で,ケータイサイトを使ったサービスや,ケータイ上で稼働するアプリケーションもどんどん増えている。それに伴い,ユーザーの利用形態も多様化してきた。ユーザーは今,携帯電話をどのように利用しているのだろうか。 フルブラウザより専用ブラウザ まず,携帯電話を主に何に使っているのかを聞いてみた(図1)。「メール」(85.9%),「電話」(74.5%)が多いのは当然の結果だが,「ワンセグ視聴」(13.1%),「電子マネー/定期券」(12.9%),「ステーショナリー(スケジュール管理など)」(10.1%)も,1割以上の人が1日に1回以上,使用している。スマート端末としての利用が徐々に浸透しているようである。 いずれの項目も若い世代ほど利用の頻度が高
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