日本共産党の佐々木憲昭議員が十日の衆院予算委員会でおこなった総括質問(大要)を紹介します。 高齢者への負担 佐々木 庶民増税が生活襲う 連動して保険料跳ね上がる 首相 不満が生ずることはあると思う 佐々木憲昭議員 福田総理にお尋ねします。参院選の直後、八月五日付朝日新聞に「自民の大敗は年寄りの反乱」という投書が載りました。 「自民党の歴史的大敗に終わった参院選を、私は『じじ・ばばの反乱』と受け止めている。年寄りをばかにしてきた政権与党への仕返しだ」「小泉、安倍と二代の政権が年寄りに何と冷たかったことか。老年者控除や定率減税が廃止され、医療費の負担増は著しい。乏しい預貯金の利息は入らない。引退後の生活にと積み立ててきた年金記録のいい加減さが発覚した。年寄りはもう要らないから死ね、と言わんばかりではないか」「自民党の大敗が一人区に象徴されるのは、地方に暮らす年寄りたちに鬱積(うっせき)した不満