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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (9)

  • ペルソナができるまでの作業の流れをまとめてみた: DESIGN IT! w/LOVE

    こちらのブログではすっかり人間中心のデザインの話は書かなくなりましたが、最近、会社のほうのブログ(「市場のお手入れ」)のほうで、あらためて、コンテキスチュアル・インクワイアリーによるユーザー調査から、ワークモデル分析とKJ法による分析/解釈を経ての、ペルソナを使ったユーザーモデルの表現までの流れをまとめています。

  • モダンデザインの歴史をざっと概観する3: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「モダンデザインの歴史をざっと概観する」<1・2・3> 18世紀の混乱からスタートして20世紀の初頭に結実したデザインを生んだといえる近代のしくみがいまや綻びてきているのが現在です。 その綻びが指摘されはじめたのは早くも1960年代の終わりごろです。商業化に偏りすぎたデザインに対する批判だけでなく、モダンデザインが目指したユニバーサルデザインの標準化や規格化は、必ずその枠組みに収まらないマージナルなものを生み出してしまいました。 建築家のミース・ファン・デル・ローエが考案したユニット化された均質的な空間が積層し増殖する「ユニバーサル・スペース(普遍的空間)」という空間デザイン手法による鉄とガラスの建築は暑いアフリカやアジアの地域では明らかに適さないものでした。 小学校などで

  • 要件、要素、分類と構造化、そして、視覚化・振る舞いの検討へ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日の「人間中心設計プロセスでの具体的なデザインへの落とし込みの技術に関する理解不足について」の続きとして。 結局、インタラクティブな製品のデザインというのは、きわめてシステム設計的なものだと考えたほうがいいと思っています。製品、利用者を中心に、それが用いられる利用環境も含めた大きなシステムを想定した設計が必要だと捉えたほうがやるべきことが明確になってくるのではないかと思います。 各段階でのアウトプットから見たUIデザインのプロセスきわめて概念的にモデル化してしまえば、作業のステップは各段階で以下のようなアウトプットを作成しながら進むと考えればいいと思います。 コンテキストシナリオペルソナが製品を利用する際のコンテキスト、行動を物語として示したもの要件の定義コンテキストシナ

  • プロジェクトをデザインする: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 どんなプロジェクトでも、最初にプロジェクトを定義・計画しないと、決められた時間内・リソース内で成果を出すことってできないんじゃないかと思います。 そうじゃなくても、必ずしもプロジェクトで成果を出すのはむずかしいわけですから、せめて最初の定義と計画はきちんとしないとね。 プロジェクトのデザイン大なり小なりプロジェクトを行う上では、ざっと下記のリストのようなことを検討する必要があるでしょう(リストはできるだけいろんなプロジェクトに対応するよう一般化してみました)。 最初の「定義」の部分で、タスクと役割とスケジュール、その他リソースが紐づいた状態でプロジェクトをデザインしておかないといけないと思います。 定義ミッションとヴィジョンの明確化目的と測定可能なゴールの設定ターゲットの明

  • 『ペルソナ作って、それからどうするの?』といっしょに読みたい参考文献:1.デザイン編: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 5月30日に発売になる『ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト』(amazonでは予約を開始しています)では、ペルソナ/シナリオ法やユーザー中心デザインの手法を使った、Webサイトのデザインを進めるにあたっての日的な方法を模索し、概要編と実践編との2部に分けて理論と実践方法という2軸から紹介しています。 今回、を書くにあたっては、いろんな書籍を参考にさせていただきました。 今日から数回に分けてそれらのを「『ペルソナ作って、それからどうするの?』といっしょに読みたい参考文献」と題して紹介していこうと思います。 デザイン関連書ではいきなりウェブのデザインを語ることはしていません。その前にそもそもデザインとは何かを考えることからはじ

  • ペルソナデザインネットが連載コンテンツ「ペルソナスクエア」を公開: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕も参加させていただいているペルソナデザインコンソーシアムのWebサイト・ペルソナデザインネットで、コンソーシアムのメンバーがさまざまな視点でペルソナのつくり方や応用の仕方を連載形式で紹介する「ペルソナスクエア」が公開されました。 ペルソナスクエア:http://www.personadesign.net/square/ 現在、公開されているのは、以下5名の方々による記事です。 「ペルソナのパワー」1.ペルソナとは何か? ジョナサン・ブラウン(Forrester Research, Inc.)「ペルソナで知る海外マーケット--中国人のペルソナ--」1.なぜ中国人のペルソナを作ることになったのか 秋芳伸(有限会社ワイツープロジェクト)「ペルソナ活用事例 ゼロからの実践~社内

  • Webサイトのツリー構造とコンテンツのメタ情報、そして、ナビゲーション:DESIGN IT! w-LOVE

    この一覧を階層構造的に分類していくのが、Structure段階でのインフォメーション・アーキテクチャのタスクの1つです。 その際、コンテンツ分類を行なう際に意識するものとしては、以下のようなものがあげられるでしょう(これがすべてではありません)。 ターゲット別(個人顧客、法人顧客、株主・投資家、マスコミ、学生など)コンテンツ内容別(製品カテゴリー別、サポート情報、FAQなど機能/非機能コアコンテンツ/サブコンテンツ(企業の基情報とスペシャルコンテンツ、ブログなど)時系列で並ぶもの/そうでないもの分類は現実のモデルを反映しているか? 一般的に認知されているものを想起させるか? もうひとつインフォメーション・アーキテクチャを考える際に行なっておくべきことは、コンテンツにどのようなメタ情報を付与するかでしょう。 メタ情報を付与することで、先のコンテンツの階層化による分類を越えて、コンテンツ間を

  • ペルソナとISO13407:人間中心設計プロセスの関係に関するまとめ

    ISO13407として国際規格化もされている「人間中心設計プロセス」については、「ISO13407:人間中心設計」や「人間中心設計(Human Centered Design=HCD)で使う主な手法」などのエントリーですでに何度か紹介しています。 また、世界的に有名なデザイン・ファームであるIDEOのデザインプロセスもまたISO13407の考え方に類似しています(「IDEOにおけるデザイン・プロセスの5段階:DESIGN IT! w/LOVE」参照)。 ISO13407のプロセスを図示すると以下のようになります。 人間中心設計の必要性の特定 :何をデザインするのか、デザインにより何を実現するかのヴィジョンを明確にする。利用の状況の把握と明示:市場でその商品が使われてきた歴史を理解し、各ユーザーが実際どう使っているかを知る。ユーザーと組織の要求事項の明示: ユーザーの利用状況から要求を抽出す

  • ユーザーエクスペリエンスを考える上でのおすすめの15冊:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Web標準の日々のセッションでも何冊かご紹介しましたが、あらためてここでユーザーエクスペリエンスのデザインを考える上でのおすすめのをいくつか紹介しておきます。 さっき「ユーザーエクスペリエンスとイノベーションのデザイン」なんてエントリーも書きましたが、ユーザーエクスペリエンスだとか、デザインによるイノベーションなどを考えている方は、このあたりはいちおおさえておいたほうがよいかと。 ビジネス書まずはビジネスサイドで経験価値、ユーザーエクスペリエンスがどのように注目かを知るための3冊。 経験経済/B・J・パインII、 J・H・ギルモアコモディティ、製品、サービスに続く第四の経済価値としての経験について取り上げたビジネス書。顧客の体験を「演劇」というメタファーを用いて説明してい

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