テレビはつまらなくなった、という論調がある。 それが事実なのかどうかは知ったこっちゃないのだが、そういう論調は確固として存在している。で、テレビとともに思春期を過ごしたものの、テレビっ子というほどにテレビに固執していない私としては、それを聞いて「あ、そうですか」なんて常識的なリアクションを取ることしかできない、というか大抵の人はそうだろうが、テレビなんてそこまで必死になって見るものではないというのが私の考えであり、若手芸人のネタ番組などは地方在住ということもあって、それなりにチェックを入れておこうと思って録画、あっという間にHDDをパンパンに膨らませてしまってはいるものの、一般のバラエティ番組、健康番組、テレビドラマ、音楽番組などに過度の期待を寄せるということはない。テレビなど、所詮は流れゆくメディアである。だからこそテレビは刹那的で美しい、ともいえるのだが。 とはいえ、「テレビはつまらな