お知らせを忘れてましたが、『wasebunU30』に現代中国文化ネタで一本論考を寄せています。よろしければどうぞ。 この論考もそうだし(ただところどころ筋が悪いので、個人的には不満)、今度出る本もそうですが、多少大袈裟に言えばすべての社会事象をネットワークの複雑性の縮減プロセスとして見ることによって、言い換えればかつてのヘーゲル的弁証法をルーマン的オートポイエーシスによって置き換えることによって、文化や芸術の総合的な価値転倒を企てる、みたいなことを僕はやりたいわけです。よって、思考様式は完全に一元論(とそれと裏腹になった多元論=アプリケーションの多様性)によって構成される。つまりはanything goesの感覚をいかに言説レベルで担保するかということで、その点では僕にとって批評を書くということは、必要最低限の客観性・ノンフィクション性を備えた上での一種の美学に近くなっています。けれども