2010年2月11日のブックマーク (55件)

  • 進む非正社員化 | rionaoki.net

    非正社員化はアメリカでも進んでいるというストーリー: You’re Hired. At Least for Now. – Kiplinger.com What’s different about this recovery is that companies, many of which cut staffs to the quick, seem committed to staying flexible in the long term by using contingent workers to manage everything from special projects to whole departments. テンポラリな職が増えるのは雇用回復時には自然なことだが、今回はその流れが定着しているという。企業は正社員を雇うのではなく、何でも契約社員(contingent worke

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "スキルとそれに対する需要で決まる。企業が従業員の雇用を保証する時代が終わることは、企業の命運に個人が巻き込まれないことでもある。一つの企業で働き続けることが最も大きなリスクになる時代に変わりつつある"
  • 衰退産業が持ち出す文化議論 | rionaoki.net

    今日、仲俣暁生さん(@solar1964)が「そもそも出版文化って、文化なんだろうか」と発言されていた。しかし、出版業界の人間でもない私にとって出版が文化かどうか自体にはあまり興味がない。単に「文化」の定義によって決まるだけの話で、出版業に特別な文化的要素があるのなら銀行にも医療にも、当然アカデミアにもある(そして保護したいようなものでもない)。それなりに閉鎖的な業界ならどこでも「文化」と呼びうるものがあるだろう。消費者にとっては重要なのはその「文化」が何を生み出すかであって、「文化」そのものではない。 では何故今になって出版業界は文化について論じ始めたのか。これは業界を保護してもらう口実だ。それも、「出版」ではなく「業界」であることがポイントだ。「出版」を守るためなら出版「業界」を守る必要はない。日の農業や林業を守るために既存の業界における「文化」を保護する必要がないのと同じだ。だから

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "業界ならどこでも「文化」と呼びうるものがあるだろう。消費者にとっては重要なのはその「文化」が何を生み出すかであって、「文化」そのものではない。では何故今になって出版業界は文化について論じ始めたのか。"
  • なぜ社長の言葉は社員の心に響かないのか | 新・会社論

    「株主価値の向上」「顧客満足度アップ」といった漠とした目標を掲げても、行動にはつながらない。重要な戦略の「意味」を組織に浸透させ、必要な変化を起こすための伝え方とは? 要約しただけの言葉は人の心に届かない せっかく賢明な戦略を立てても、その戦略が概括的な漠然とした言葉で表現されるために効果があがらないという現象が、往々にして見受けられる。「顧客の喜びを実現!」「効率ナンバーワンの企業に!」「株主価値の向上!」等々、経営幹部は曖昧な言葉で戦略を打ち出すことが多い。 経営幹部がこのように曖昧な戦略表現を多用するのは、ひとつには、「知識の呪縛」と呼ばれる現象のためだ。彼らは長年にわたりビジネスの論理や慣習にどっぷり漬かってきている。そのため、抽象的に語るときには、頭の中にある膨大な具体的データを単純に要約するのである。 ところが、現場の社員たちは、要約された表現の奥にある深い意味には通じていない

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "表現されるために効果があがらないという現象が、往々にして見受けられる。「顧客の喜びを実現!」「効率ナンバーワンの企業に!」「株主価値の向上!」等々、経営幹部は曖昧な言葉で戦略を打ち出すことが多い。"
  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

    ウェブリブログ:サービスは終了しました。
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "私たちは『違う顔や態度』を無意識的に使い分けざるを得ない。いつどこでも誰にとっても『同じ自分』としての自己アイデンティティの連続性というのは、ある意味では仮想的な概念・自意識に過ぎなかったりもする。"
  • 「政治家を鍛える」仕組みの必要性--池尾和人

    以前、ダイヤモンド社の辻広雅文さんから、晩年の後藤田正晴氏(中曽根内閣時の官房長官)は「官邸主導」の考え方に否定的だったという話を聞かせてもらったことがある。その理由は、後藤田氏は多くの総理経験者を間近にみてきたが、必ずしもリーダーとしての資質に富んだ者ばかりではなく、「凡庸な」人物も少なくなかったからである。有能な人物ばかりであればいいが、そうではない者に権限を集中させるのは弊害の方が多くなりかねないから、ということだったようである。 賢明な指導者に恵まれるなら、独裁制の方が民主制よりも効率的である。しかし、哲人政治を求めても、指導者が必ず賢明であるという保証はない。それゆえ、民主制という政治制度が平均的には「よりましな政治制度」として選択されているわけである。こうした観点からは、権限配分のあり方を考えるときに、担い手の力量はどうなのか、権限と能力が見合うものになるかといった点の吟味を怠

    「政治家を鍛える」仕組みの必要性--池尾和人
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "民主制よりも効率的である。しかし、哲人政治を求めても、指導者が必ず賢明であるという保証はない。それゆえ、民主制という政治制度が平均的には「よりましな政治制度」として選択されているわけである。"
  • パッケージングの問題 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    パーソナル領域のデジタル技術が成熟してきて、見えてきた問題があるように思います。 読書という体験に関しても、いまだ試行錯誤中だと言えどもデジタルでほぼ再現できるようになってきました。映像に関しても、YouTubeでみんなが楽しんでいます。子供を持つ親から聞く話では、テレビでアンパンマンを見ながら「パパ、今のもう1回見る」なんて言うそうです。生まれたときからパソコンがある環境で育った子供たちは、YouTube的な見たいときに何度も好きな映像を見られるということがネイティブになってきているようです。 アナログのレコードがCDになったとき、音楽ファンからはこんな話がでました。 「ジャケットが小さくなるのがさびしいよねえ。」 もちろん、それよりももっとあったのは、圧縮されたデジタルデータだから音質が悪くなるというような話でしたが、質がいいのに越したことはないけれど、日常の生活においては、多少の質の

    パッケージングの問題 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "便利とのかけひきにおいて我慢できるような部分があるように思います。その道のプロにとっては由々しき問題ではあると思いますが、それはそれとして、使い手は便利をとるのが人間の道理のように思えます。"
  • (既得権に)しがみつかない生き方 - Joe's Labo

    「日企業にはカンパニー制度は合わなかったんでしょうか?」というような質問をたまにされる。 大手メーカーなどで2000年前後に流行ったもので、事業ごとの独立採算制のことだ。 導入して何が具体的にどうなったという話はあまり聞かないし、NECや味の素のように導入した けれどやめる企業も多い。 同じような話は20年も前からあって、「選択と集中」だのリエンジニアリングだのGE方式だのと 定期的に流行りはするが、身になったという話はあまり聞かない。 こういった新システムが機能しない理由は、実はとっても簡単な話で、 要するに人を切れないから。 たとえば会社発展の基礎を築いた○○部をつぶそうとすると、必ず「聖地を守れ」というアバター みたいなのがいっぱい湧いてくる。ついでにいうとポストが無くなる部長以下も大反対だから、 労使から反対されることになる。 じゃあしょうがない、というわけで、とりあえず事業

    (既得権に)しがみつかない生き方 - Joe's Labo
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    kodaif 2010/02/11
    "発展の基礎を築いた○○本部をつぶそうとすると、必ず「聖地を守れ」というアバターみたいなのがいっぱい湧いてくる。ついでにいうとポストが無くなる本部長以下も大反対だから、労使から反対されることになる。"
  • わかりあえないのが普通 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    「横綱、頑張ってください」 朝青龍を激昂させたのはこの一言だったというニュースをネットで読み 自分も若くてとんがっていたころ、同じようなもんだったなと思い出した。 なんか、励まされるとバカにされているような気がしたもんである。 「オレに頑張れとは何事だ」と横綱は相手を殴ってしまったらしい。 私はこう見えて暴力は振るわない人なのだが 「頑張って」と言われて腹を立てる気持ちが、実は、痛いほどわかる。 かつて私もこんな感じの若者だった。 今はもう、「頑張って」と言われても腹が立たない。成長したな~。 たぶん年をとったからだ。 年をとるのは、ラクになる面もたくさんあるんだな~。 なんでこんなことで腹が立つのかわかんない人多いみたいだし 別にわかんない人にわかってもらおうと思わない。 なんというか、根のところで、私は人と人はわかり合えなくてもいいと思っているような気がする。 わかりあえないのがデフ

    わかりあえないのが普通 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "多いみたいだし別にわかんない人にわかってもらおうと思わない。なんというか、根本のところで、私は人と人はわかり合えなくてもいいと思っているような気がする。わかりあえないのがデフォルトっていうか。"
  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

    ウェブリブログ:サービスは終了しました。
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「世の中、ブログが流行っているといっても、このレベルなんだから、パソコンでの入力が苦手な人ってたくさんいるんだよ。不注意だけで済ませる話ではないだろう」と、統計の大ウソを使って、その場を説得する"
  • hontsuna.net

    このドメインを購入する。 hontsuna.net 2018 Copyright. All Rights Reserved. The Sponsored Listings displayed above are served automatically by a third party. Neither the service provider nor the domain owner maintain any relationship with the advertisers. In case of trademark issues please contact the domain owner directly (contact information can be found in whois). Privacy Policy

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "もちろん、マネジメントの理論を勉強し、知識を身につけることは最低限必要とされる事項です。とはいえ、欧米型の理論、しかもステレオタイプなものをあがめることは正しいのか。弊害はないのだろうか。"
  • wasebun、アバター - 仮想算術の世界

    お知らせを忘れてましたが、『wasebunU30』に現代中国文化ネタで一論考を寄せています。よろしければどうぞ。 この論考もそうだし(ただところどころ筋が悪いので、個人的には不満)、今度出るもそうですが、多少大袈裟に言えばすべての社会事象をネットワークの複雑性の縮減プロセスとして見ることによって、言い換えればかつてのヘーゲル的弁証法をルーマン的オートポイエーシスによって置き換えることによって、文化や芸術の総合的な価値転倒を企てる、みたいなことを僕はやりたいわけです。よって、思考様式は完全に一元論(とそれと裏腹になった多元論=アプリケーションの多様性)によって構成される。つまりはanything goesの感覚をいかに言説レベルで担保するかということで、その点では僕にとって批評を書くということは、必要最低限の客観性・ノンフィクション性を備えた上での一種の美学に近くなっています。けれども

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "備えた上での一種の美学に近くなっています。けれども、ある種のマイナー性を拾い上げることが批評の仕事であるならば、批評がジャンルとしては美学あるいは詩に近くなっていくことは当然ではなかったか。"
  • パソコンの存在理由が問われる時代に

    ガートナー ジャパンのクライアント技術担当アナリスト2人に、2010年の注目点を聞いた。2人めはハードウエア分野担当の蒔田佳苗氏。機器の選択肢が多様化する中、蒔田氏は「パソコンの存在理由が問われている」と話す。今年後半にも登場するとみられるグーグルの「Chrome OS」搭載ネットブックについては、市場の広がりは限定的とみる。 米国の大手コンピュータメーカーは、相次いでタブレットパソコンを発表した。ネットブックも伸長が著しい。こうした動きをどうみるか。 現在は、パソコンの存在理由を問われる時期に来ていると言える。例えばクラウドが普及すれば、端末側に高い処理能力は必要ないという議論もある。 安価なネットブックが普及した結果、主流であるA4ノートにも価格破壊が起きている。パソコンの使い方も、文章を作ったり編集したりといった用途以外での使い方がどんどん増えている。動画の閲覧やゲームが代表例だ。

    パソコンの存在理由が問われる時代に
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "100ドルほど割高だ。それでも使い勝手やアプリケーションの充実度を考えると、多くの利用者が100ドル程度の価格差は受け入れた。同じことがChrome OS搭載機にも起きるのではないか。"
  • 大石哲之公式ブログ(@tyk2) : むしろ見限ったのは朝青龍のほうかもしれない

    2010年02月05日00:58 カテゴリ読み物 むしろ見限ったのは朝青龍のほうかもしれない 朝青龍の引退にはびっくりした。 最多勝や、最多優勝記録を更新する可能性がある選手に対して引退がなされるというのは、正直びっくりだ。 横綱審議委員会が、「事実上の引導を渡した」と報道されている。 たしかに、僕も最初はそうおもった。 しかし、朝青龍の引退会見の映像をみて、「いやちがう」と確信して、意見を180度変えた。 引退は惜しいとおもったけど、これでよかったのだ。 引退会見の、あの、なんともいえない清々しさ。そして、「しかたねーな」感のただよう受け答え。 あの会見をみて、ひとつ、確信めいたものがある。 引導を渡したのはむしろ朝青龍側なのかもしれない。 「もう、相撲なんていいや」 「さっさと新しいこと始めた方が、人生たのしいや」 というのが朝青龍の音かもしれない。 ホリエモンっぽいけど。そんな感じ

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "もう十分優勝したし、勝負ももう飽きてきたところがあるし、ややこしいことをいわれつつ選手をやるより、さっさと自分のすきなことをやったほうがいい。日本人じゃないし。日本に骨をうずめるわけじゃないし。"
  • 無作為 - Pharmacometrics

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "例えば動物を手に取った順番から実験に供するのは、無作為ではない。無作為化というものは、確実に無作為化したというプロセスを必要としていて、運を天に任せるように作業をすれば無作為化されたことにならない。"
  • デンマーク人の家に訪れ、その豊かさに驚く: アーバン・ダイアリー

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "住んでいる人達が、国としてみれば裕福といったレベルではないという事実に愕然とした。デンマークは豊かだ、と日本では喧伝されていて、どこが豊かなんだろうと思っていたのだが、その根源に触れた思いだ。"
  • 還暦まで後ひと回り[4] 近頃の若者は、なっとらん!

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    還暦まで後ひと回り[4] 近頃の若者は、なっとらん!
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    kodaif 2010/02/11
    "好きになる前にIT業界に就職せざるを得ない社会事情だからです。そんな時代になってしまったのは、先に社会人となった私たちの責任です。ですから、私たちには、なっとらん若者を教育する義務があります。"
  • 還暦まで後ひと回り[4] 近頃の若者は、なっとらん!

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    還暦まで後ひと回り[4] 近頃の若者は、なっとらん!
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "1つのテーマを様々な角度から説明してあげてください。教材の内容を網羅することなど、まったく気にする必要はありません。楽しさに目覚めさえすれば、残ったことは自分で勉強してくれるからです。"
  • 「情報処理の夢」をお持ちの方、教えていただけますか

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    「情報処理の夢」をお持ちの方、教えていただけますか
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    kodaif 2010/02/11
    "なかなか見つからないことだ。この際だから書いてしまうと、「勇気」「希望」という言葉もなかなか見出せない。「動かないコンピュータ」「トラブル」「ダウン」「誤算」「失敗」という言葉ならすぐ出てくる"
  • 「情報処理の夢」をお持ちの方、教えていただけますか

    「あなたの夢は何か」と聞かれると答えに窮して下を向きたくなる。「将来をどう考えているのか」という質問も苦手である。社会人になるずっと前からそうであった。今抱えている仕事をうまく仕上げたいとか、面白い話を聞いたからすぐ原稿に書きたいとか、直近のことならば「こうしたい」という考えが出てくるが、少し先の話になると途端に頭が回らなくなる。 だからと言って「先のことなど考えていない」と居直るわけにはいかない。筆者はドラッカー学会会員であるので、ピーター・ドラッカー氏が書いている通り、「何によって覚えられたいか」という質問を自分に向けることを数年前から続けている。 将来、自分が死んだ時、世間や周りから、どういう人であったと言ってもらいたいか。つまり、個人の夢、個人のビジョンを継続して考えなさい、ということだ。毎年あれこれ考えた結果を一文にまとめ、手帳に書き付けているものの、それをここで披露するのは恥ず

    「情報処理の夢」をお持ちの方、教えていただけますか
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "前からそうであった。今抱えている仕事をうまく仕上げたいとか、面白い話を聞いたからすぐ原稿に書きたいとか、直近のことならば「こうしたい」という考えが出てくるが、少し先の話になると途端に頭が回らなくなる"
  • http://souchi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-9d7c.html

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    kodaif 2010/02/11
    "会社が,事業に失敗して多額の借金を背負った父親のために風俗産業で無断でアルバイトをしていたからといって,処分なんかするな,というのです。これはバランスのとれた主張なのでしょうかね? "
  • 中古クラウド、あります

    ITproが米Amazon Web Servicesのクラウド・サービス「Amazon EC2」を使い始めてから1年半。当時ベータ版だったEC2は、正式サービスになり、データセンターの数が増え、米国東海岸だけでなく西海岸のデータセンターも選べるようになった。 これまで運用を担当してきて気がついたことがある。データセンターによってCPUの新しさが違うのだ。 データセンターによるCPUの違いを確認できるのは、起動するセンターをユーザーが選べるからだ。仮想マシンを時間貸しするサービスであるEC2は、米国東海岸に4センター、同西海岸に2センター、欧州に2センターの計8センターを抱える。それぞれのセンターの場所は同時障害の恐れが少なくなるよう、物理的に離れている。 ユーザーはこれらのセンターを、冗長化などの目的で明示的に指定できる。起動後にCPUを確認するコマンド(Linuxならcat /proc/

    中古クラウド、あります
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "古いマシンを抱えるデータセンターの仮想マシンの稼働率を高められる。ハードウエアの中古市場とは趣が異なるが、Spot Instanceはクラウド・リソースの“中古市場”としての役割を果たす。"
  • 他山の石: 武藤文雄のサッカー講釈

    朝青龍が引退した。 つい先日、この力士の鮮やかな勝利に感心する講釈を垂れたのだが。巡業をサボって、タレントとボール遊びをしている分には、内輪の約束事を守るか守らないかだから、その処分は内輪で意志決定される事も許されていた。けれども、格闘家が人を傷つけては論外。大変残念だが、どうしようもない。 例のボール蹴りにしても、左手での手刀にしても、土俵でのガッツポーズにしても、敵にとどめを刺す態度にしても、それぞれは社会常識としては許容されても、相撲と言う家風の中では不適切な行動だったのだろう。しかし、高砂親方(2代目朝潮)も、北の湖前理事長も、武蔵川現理事長(三重の海)も、適切な指導を行う事はできなかった。そして、相撲界内での横紙破りの連発により、朝青龍の意識の鈍感さは極まり、社会常識から許されない暴行行為となってしまったと言う事か。 あの鮮やかな相撲がもう見られないかと思うと残念だ。態度や振る舞

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "深刻な事態が発生し、将来に渡り相撲を見る事が叶わなくなる事だ。そうなる前に、何らかの自浄力がはたらく事を切に望みたい。と、ここまで偉そうに書いてきて、急に不安になってきた。我々は大丈夫なのだろうか。"
  • Account Suspended

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "問題となっているのか、正社員として全員を雇用しないのは何故か、わが国の雇用システムが歴史的に抱えている問題点が他国と比較してどうなのか、などを参加者の皆さんに考えていただきたいと考えたのです。"
  • 進化・行動・神経マーケティング - Mizuno on Marketing

    いま,ビジネスパーソンも含め,行動経済学に関心を持つ人々が増えている。行動経済学は意思決定者の「限定合理性」に光を当てた。その延長線上に,感情や無意識の重要性が認識され,神経経済学(ニューロエコノミクス)が登場した。行動実験中心の行動経済学に対して,脳神経科学的な基礎づけを行うのが神経経済学だ。さらに,そうした実験に基づく知見に進化論的な基盤を与えるのが進化心理学である。人間の意思決定の特徴を,人類の長い進化プロセスにおける適応として説明しようとする。 この3つの学問はお互いに関連しながらも,独自に発展している。それをマーケティングあるいは消費者行動という観点から総合的に捉えるとどうなるか。それを非常に読みやすい文章でコンパクトにまとめたのが,ルディー和子『売り方は類人猿が知っている』である。ルディーさんはダイレクト・マーケティングの世界で活躍されてきた,どちらかというと実務家に属する方で

    進化・行動・神経マーケティング - Mizuno on Marketing
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "反対ではないが,よくできているが反証不能な「物語」で終わっていることが多く,不満が残る。完全な方法はないとしても,進化ゲームのような,一定の厳密性を持つ方法でないと,ぼく自身は納得感を得られない。"
  • ITAKURA’s EYE 「トヨタの価値感」 - 板倉雄一郎事務所

    新型プリウスのブレーキ制御に関する問題に関するトヨタ自動車のアナウンスの一つは、(品質保証担当役員とかの役職の方からだったと思いますが)、 「(ブレーキが一時的に利かなくなるというクレームは)、運転者の『感覚』的なことで、車両の欠陥ではない」 とかなんとか言っています。 (上記の発言部分に関しては、テレビ映像から拾った内容なので、大体そんなことを言っていたということで、文言が一致していない部分もあります。) このアナウンスに、トヨタの価値感が透けて見えると僕は感じます。 この発言、拡大解釈すれば、「ドライブフィールはトヨタの品質保証外である」、とさえ感じられる内容です。 昨年の今頃、僕自身のミスで、試乗もせずに購入したトヨタiQのドライブフィール(および一部機能の不完全さ)が、余りにも酷く、その後のトヨタとの返品交渉(←取引の実態はオークション実勢価格程度での買取要請)において、同じような

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「付加価値による利益創造ではなく、コストダウンによる利益捻出しかできない」という同社の企業体質の根源ではないかと思います。とても残念です。これだから、取引先や従業員がカモな状況が続くわけです。"
  • 本能と欲望と権力と組織 - Chikirinの日記

    朝青龍が引退するらしい。 世間では風当たりの強い横綱だけれど、ちきりんは朝青龍のことは大好きだ。小沢さんの方は不起訴らしい。でもまだ強制起訴の可能性もあるし、幹事長職からの辞任も十分考えられる。ちきりんは小沢さんも大好きだ。 ちきりんの大好きな2人が、彼らが主役であった舞台から降ろされようとしている。彼らを引きずり降ろそうとしているものは何か。これは何と何の戦いなのか。それをエントリのタイトルにしてみた。 ちきりんはなんでこの2人が好きなのか。この2人にはいくつも共通点がある。 (1)圧倒的な力を持っている。 (2)組織を尊重しない。 (3)強さの源泉は能である。 (4)“のし上がる”ことへの欲望が原動力となっている。 ふたりを潰そうとしているものは、こういう“圧倒的な力をもつ個人”というものを、震えるほどに怖れている、最初から中央にいた、勉強や規則やルールで評価されることにより権威付け

    本能と欲望と権力と組織 - Chikirinの日記
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "人間のエゴとか傲慢さとか無知とかばかばかしさが大好きだ。それを「コントロールできる」とうそぶいたり(それが理性だ、とかアホみたいなことを言う)、それを恥ずかしいもののように扱うお上品な考え方が大嫌い"
  • 子ども手当に「乗数効果」はあるか

    1月26日の参議院予算委員会で「乗数効果」をめぐって珍問答が展開された。自民党の林芳正氏(元財政金融担当相)が「子ども手当の乗数効果はいくらか」と質問したのに対して、菅直人財務相は「子ども手当の効果は1以下だが、子育てで働けない人が働けるとか少子化が防げるとか・・・」などと意味不明な答弁をし、長厚生労働相も仙谷国家戦略担当相も答えられなかった。乗数効果は、高校の「現代社会」でも学ぶきわめて初歩的な経済理論である。経済閣僚が高校生以下の学力で、日は大丈夫なのだろうか。 乗数効果は財政支出の波及効果を示すもので、限界消費性向(所得に対する消費の割合)が菅氏のいうように0.7だとすると、子ども手当の乗数効果は0.7/(1-0.7)=2.3となるはずだ(計算は上にリンクを張ったブログ記事参照)。ところが長氏によると、子ども手当はGDP(国内総生産)を「0.2%押し上げる」という。これは1兆円

    子ども手当に「乗数効果」はあるか
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "合わせて100兆円を超える予算を組むのは、異常というしかない。財政赤字というのは、現在世代の消費のツケを将来世代に回す「ネズミ講」のようなもので、親が使った子ども手当を増税で払うのはその子供である。"
  • RIETI - 経済学から見た労働時間政策

    昨今、日では長時間労働問題を解決するために、種々の取り組みが政府によって実施されている。こうした取り組みは、時には個々の経済主体の自由な取引を阻害する可能性があるが、稿では、経済学の基的な視点に立ち戻り、はたして政府の労働時間決定への介入は、どのような時に正当化されるのか、そしてどのような政策手段によって介入することが効果的であるのかを考察する。その結果、他の一般的な財の取引と違って、人間の心身から切り離すことができない「労働」といった特殊性の取引においては、経済学でいうところの「市場の失敗」が発生しやすく、とくに生存に最低限必要となる所得や余暇時間が存在する場合、「低賃金・長時間労働」が発生したり、労使間に「交渉上の地歩の差」が存在し、労働時間には左右されず人員の増減によってのみ多額の「準固定費」が発生したり、労働市場が流動化しておらず個別労使間で交渉が行われる「相対(あいたい)取

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「相対(あいたい)取引」であったり、チーム作業が求められる場合、個々人の契約が他の労働者に影響をもたらす「負の外部効果」が生じる場合、政府による労働時間への介入が必要となることが示される。"
  • RIETI - 労働時間、企業経営、そして働く人-どういう人がどういう企業で労働時間が長くなってきていると感じるか-

    稿の問題意識は、「2000年代初めに、どういう企業で働く、どういう人が、労働時間が長くなっていると感じていたか」という問いである。バブル経済の崩壊以降15年ほど、わが国の企業は、多くの経営改革および人事改革を実施し、またこの時期には、組織と人の関係について、より自律的な価値観が浸透した時期だとも言われている。 稿では、こうした経営改革、人事改革、働く人の新たな意識が、労働時間の増加とどのように関連するのかについて、2004年および05年に実施された質問紙データを用いて検討する。結果に基づく問いへの答えを大まかに要約すれば、 1)株主価値重視でのガバナンス改革と、製品低価格化・開発のスピードアップを図っており、 2)単に成果主義的な賃金制度ではなく、現場での人材管理を徹底している企業に勤める、 3)成果主義や自律的能力開発に象徴される企業と人の短期的な交換関係に賛成せず、その企業での長期

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "現場での人材管理を徹底している企業に勤める、3)成果主義や自律的能力開発に象徴される企業と人の短期的な交換関係に賛成せず、その企業での長期的なキャリアを望んでいる人材が労働時間の増加を認知している"
  • RIETI - 労働時間法制の課題と改革の方向性

    働き方を変えるには、その問題点と問題解決の方向性を労使の間で話し合い、現場主導で改革を進めていくことが何よりも重要である。しかし同時に、人間性を損なうような働き方に法的な制約を加えることや、労使当事者の建設的な話し合いを法的に促していくことも、重要な課題となる。 日の労働時間をめぐる問題を法的にみた場合、改革の大きなポイントは、(1)長時間労働問題への対応を図ること、(2)労働者の多様化(法と実態の乖離)に対応するために法制度の整理・再編を図ること、(3)((2)の対象者も含めて)健康問題への組織的対応(予防)を図ることにある。そのためには、労働基準法、労働安全衛生法、労働保険料徴収法などの関係法令を改正・整備することが必要になる。 また、このような改革を実現し、日の働き方を変えていくためには、単に労働時間法制に手を入れるだけでなく、他の諸制度との有機的連携、法制の背景にある日的な雇

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "(1)長時間労働問題への対応を図ること、(2)労働者の多様化(法と実態の乖離)に対応するために法制度の整理・再編を図ること、(3)((2)の対象者も含めて)健康問題への組織的対応(予防)を図ること"
  • RIETI - ワークシェアリングは機能するか

    雇用情勢が深刻化する度に、ワークシェアリングの必要性が繰り返し叫ばれてきた。しかし、ワークシェアリングにより雇用が創出されるためには、(1)労使の信頼関係に基づく納得ずくの賃下げが必要であり(「ワークシェアリング第一の関門」)、(2)その導入は労働時間と人数の代替が容易であり、かつ採用・訓練に要する固定コストが低い職場に限られ(「ワークシェアリング第二の関門」)、そのハードルはかなり高い。海外での厳密な実証分析を見ても、現実的にワークシェアリングが機能するのは極めてまれであり、日についてもKawaguchi, Naito and Yokoyama (2008)が同様の傾向を確認している。 ワークシェアリングは、雇用危機を乗り越えるための「魔法の杖」では決してなく、それに対し過度の期待を持つべきではない。民間主導のワークシェアリングの限界を考慮すると、雇用調整助成金のような官主導型のワーク

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "厳密な実証分析を見ても、現実的にワークシェアリングが機能するのは極めてまれ" "ワークシェアリングは、雇用危機を乗り越えるための「魔法の杖」では決してなく、それに対し過度の期待を持つべきではない。"
  • RIETI - 労働時間改革-鳥瞰図としての視点-

    における長時間労働は過去20年程度の間、より深刻化しているとはいえないものの、改善もないのが現状である。長時間労働の問題を考える場合、金銭インセンティブや出世願望などが影響している「自発的長時間労働」と労働市場における買い手独占、企業内コーディネーションによる負担、雇用調整のためのバッファー確保などの企業側の論理を反映した「非自発的長時間労働」とに分けて考える必要がある。長時間労働の原因が非常に多様であることを考慮すると、労働時間の規制は、まず健康確保を基とすべきであり、さらに個々の労働者の希望をきめ細かく実現していくためには、円滑な労使コミュニケーションを活用した分権的枠組みによる解決が重要である。具体的な労働時間規制改革の方向性としては、ヨーロッパでもみられるように、割増賃金などの金銭補償から休日代替へ移行させるとともに、労働時間規制の例外措置である適用除外や裁量制について、対象

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「自発的長時間労働」と労働市場における買い手独占、企業内コーディネーションによる負担、雇用調整のためのバッファー確保などの企業側の論理を反映した「非自発的長時間労働」とに分けて考える必要がある。"
  • RIETI - ホワイトカラーの労働時間制度の立法的課題

    ホワイトカラー労働は、工場労働や単純な事務労働のような定型的な労働ではなく、非定型的な労働であって、現行法制の規制に馴染まない働き方である。この結果、ホワイトカラー労働者の労働時間をめぐっては、事実と規範の乖離が著しい状況になっていることを考慮すると、ホワイトカラー労働者の働き方に適合的であって、かつ、長時間労働を効果的に抑制する仕組みを形成することが必要である。具体的には、ホワイトカラー労働者の労働は、定型的な労働時間規制に適合しないので、相当程度の範囲のホワイトカラー労働者について、現行の労働時間規制の適用を除外して、新しい労働時間制度の適用を受けるようにすべきである。 この新しい労働時間制度は、労働時間の長さの規制とは異なる手法で、ホワイトカラー労働者の健康および仕事と生活の両立を確保するために必要な生活時間を保障できるものでなければならない。そのために、この制度の適用対象には、休日

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "この新しい労働時間制度は、労働時間の長さの規制とは異なる手法で、ホワイトカラー労働者の健康および仕事と生活の両立を確保するために必要な生活時間を保障できるものでなければならない。"
  • コドモは電子辞書を使わないべきか。

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "便利ということがあるのである。学校というのはしかし、薦めるか禁じるか、いつもどちらかの対応を迫られるようだが、個人的には、時には「どちらでもいいです」といって父母に考えさせてもらえると、ありがたい。"
  • CINRA MAIL MAGAZINE連載コラム『全裸』2009年12月配信分(vol.254〜256) | CINRA

    vol.254 何故、わらわらと集うのか(2009/12/7) 凄い人のことを「あの人凄いよね」とか、最近目立ってきている人を「最近目立ってきているよね」と評価するような、自分は一歩も動かない採点マンのような人たちが苦手だ。若者たち、と書こうとしたのだが、となると自分もなんとなしにその中に含まれてしまいそうなので、人たちとして、ひとまず逃げてみた。その人が凄いのは、その人が凄いからであって、凄い凄いと持ち上げられることで初めて凄くなったわけではない。140字以内でつぶやくのも何がしかの欲を解消させる手段になってきているようだけども、機会(機械)を与えられた人たちが、それなりにふんぞり返って、あいつは凄い、こいつはイマイチと、診断報告に臨む姿はいたたまれないものがある。 30代後半だとか40代にさしかかったあたりの評論家や批評家に共通する風景とは、その当人を信奉するかのように、当人より10歳

    CINRA MAIL MAGAZINE連載コラム『全裸』2009年12月配信分(vol.254〜256) | CINRA
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "ほおばったばかりのオバ様も、今月の授業料の振込がヤバいことになってる予備校生も、皆、穏やかな顔をしていた。国民的に愛される、という枕詞があるけれども、これのことかと、実像を目に入れた気がした。"
  • CINRA MAIL MAGAZINE連載コラム『全裸』2009年12月配信分(vol.254〜256) | CINRA

    vol.254 何故、わらわらと集うのか(2009/12/7) 凄い人のことを「あの人凄いよね」とか、最近目立ってきている人を「最近目立ってきているよね」と評価するような、自分は一歩も動かない採点マンのような人たちが苦手だ。若者たち、と書こうとしたのだが、となると自分もなんとなしにその中に含まれてしまいそうなので、人たちとして、ひとまず逃げてみた。その人が凄いのは、その人が凄いからであって、凄い凄いと持ち上げられることで初めて凄くなったわけではない。140字以内でつぶやくのも何がしかの欲を解消させる手段になってきているようだけども、機会(機械)を与えられた人たちが、それなりにふんぞり返って、あいつは凄い、こいつはイマイチと、診断報告に臨む姿はいたたまれないものがある。 30代後半だとか40代にさしかかったあたりの評論家や批評家に共通する風景とは、その当人を信奉するかのように、当人より10歳

    CINRA MAIL MAGAZINE連載コラム『全裸』2009年12月配信分(vol.254〜256) | CINRA
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "何がしかの欲を解消させる手段になってきているようだけども、機会(機械)を与えられた人たちが、それなりにふんぞり返って、あいつは凄い、こいつはイマイチと、診断報告に臨む姿はいたたまれないものがある。"
  • RPGのラスボスは「全否定対全否定」という構図で意外と十分なんじゃないか、と思った: 不倒城

    RPGのラスボスについての一意見。一言で言うと、「ラスボスの設定とか、下手にひねるくらいならゾーマ様みたいな完全悪の方がいいんじゃね」という言葉になる。 あんまり具体的な名前を出すとカドが立ちそうだな。いやまあゾーマ様については出てしまったが、後は一般論ということで。 例えばRPGで、敵の大ボスについて色んな「背景」が語られることは多い。立場とか、出自とか、好きない物とか口癖とかウボァーとかそういうアレだ。 で、そういった中で、「ただ悪いだけのヤツではない」という演出が為されることは結構ある。例えば悲惨な過去があったりとか。陰惨なトラウマがあったりとか。そういった様々な事情が、劇中で語られることは割とある。 キャラクターとしては、それでよい。劇中、様々な形で「敵の大ボス」に肉付けがされていく。キャラクターとしての厚みが増していく。ただ、この際、大ボスを「単純に悪いヤツ」でなくすということ

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「敵にもいいところがある」という事情に真摯に悩んで人間的に成長したりはしない。単にテンションを下げるだけだ。これは、主人公視点とプレイヤー視点がある程度重なるゲームである限り、決して解決出来ない問題"
  • トヨタプリウスリコールに見る日本的問題、抗がん剤の副作用 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    トヨタの金看板のハイブリッド車であるプリウスのリコールはもっとも日的問題として日国民は極めて深刻に受けとめた方がいいとおもうのです。 この問題はたぶん石原知事がリーダーとなって運動したオリンピック招致の失敗に見る日的問題とも深いところでつながっているとおもいます。ある意味、何年経っても上手にならないのかどうかしりません松井選手の米国における英語での自己表現能力の低さとも関わっているのだとおもいます。 つまり素晴らしい製品ならすばらしい物作りの成果をうることができればあとは無言でもいいのだ、素晴らしい修理能力と整備能力があれば、無言でもいいのだ、こういう日海外での伝統はもう百年前からあるのです。 今回のように、いっぽうで米当局がとことんのところで何を考えているのかそれをつかむ能力がトヨタはかなり弱かったのでしょう。そして自己の物作りの能力への過信があったに違いありません。コンピュー

    トヨタプリウスリコールに見る日本的問題、抗がん剤の副作用 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "素晴らしい製品ならすばらしい物作りの成果をうることができればあとは無言でもいいのだ、素晴らしい修理能力と整備能力があれば、無言でもいいのだ、こういう日本の海外での伝統はもう百年前からあるのです。"
  • 反「おもしろさ」帝国主義 | Theoretical Sociology

    何度も同じようなことを書いているので、繰り返しになるが、ストレス発散のために書く。ほかの研究者と話をしていてしばしば違和感を感じるのは、「あれはおもしろい」「あまりおもしろくない」といった基準で論文を評価している点である。学問的な基準で見て優れた論文かどうかと、ある観点から見たときおもしろいかどうかは、いちおう別の事柄である。もちろん、学問的に見て優れた論文はしばしばおもしろいのだが、必ず両者が一致するというわけではない。つまり論文の学問的価値とおもしろさは、正の相関関係にあるが、相関係数は1ではない。それゆえ、論文を評価するときには、評価者の観点から見たおもしろさは、いったんカッコにくくられなければならない(現象学的ないいまわしですが)。例えば、評価者自身の日常的実感をうまく言い当てていたり、評価者の政治的な立場にとって都合のよいことが書いてあれば、評価者は、その論文をおもしろいと感じる

    反「おもしろさ」帝国主義 | Theoretical Sociology
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "「あれはおもしろい」「あまりおもしろくない」といった基準で論文を評価している点である。学問的な基準で見て優れた論文かどうかと、ある観点から見たときおもしろいかどうかは、いちおう別の事柄である。"
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ワークショップとは言わないワークショップ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 今、「働く大人とワークショップ」というの原稿を書いています。 最初は「企業人材育成とワークショップ」というタイトルだったような気もしますが、だんだん「働く大人とワークショップ」の内容が増えてきて、どっちにしたらいいか、悩んでおります。 このままだと「企業人材育成と働く大人とワークショップ」になっちゃうよね、、、ちょっと、オクサン、どーすんの(笑)。 僕ね、決められないんだよね、そういうの。思わず「まーまーまー、ここは、みんなで、ひとつ仲良く」なんて言っちゃいそうになる。 でも、「と」が三回続くのは、「意味不明子ちゃん」だよねー。一瞬、「部屋とYシャツとわたし」みたいで、レトロでいいかな、とも思ったのですが(笑)。

    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "たくさんあるということです。つまりですね、「ワークショップとは銘打っていないものの、やっていることと結果を見ると、ワークショップっぽく機能してしまっている場」がたくさんあるのですね。"
  • 出版業界が不振というのと読書離れとは別問題 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年02月04日12:48 出版業界が不振というのと読書離れとは別問題 カテゴリ変化への視点インターネット kinkiboy Comment(2)Trackback(1) アップルは、iPadで、たんなるネットブックでもない、また電子書籍リーダーでもない、タブレットPCという新しいカテゴリーを切り拓こうとしていますが、電子書籍リーダーとしても成功するかどうかで、タブレットPCの市場性も大きく変わってくるものと思います。もちろんスティーブ・ジョブスも当然そのことは戦略上に置いているから、iBookを立ち上げます。 なぜiBookの発表が遅れているのか、なぜiPadを先行して発表したのかの理由を想像してパズルを解いてみるのは、戦略シナリオを描くちょっとしたトレーニングにもなり、なかなか面白いところです。 新しい体験とは、もちろん操作方法や、インターフェイス、また使うシーンが変わるというこ

    出版業界が不振というのと読書離れとは別問題 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "しかし電子書籍の市場が形成され、それが主役になっていくと、出版の世界は大きく変化します。それこそ創造的破壊がやってくるということです。出版業界は、その変化に乗れるかどうかが問われてきます。"
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Everything in society can feel geared toward optimization – whether that’s standardized testing or artificial intelligence algorithms. We’re taught to know what outcome you want to achieve, and find the…

    TechCrunch | Startup and Technology News
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "旧SULに効用でフォロワー数を膨れあがらせた利用者が、パブリシティ面で不当な利益を得ることができるのが問題だとしている。その問題を解決するには「フォロワー数」という概念自体をなくしてしまえば良い。"
  • RIETI - 集落営農が稲作の生産および費用に与える影響-大規模稲作経営のシミュレーション分析-

    論文では、農林業センサスを用いて2000年の42府県において、約192万戸の稲作農家に代わって約12万の農業集落が実質的な経営単位として機能した場合に、稲作の生産や費用に与える効果を定量的に評価する。サンプルセレクションおよび区間形式のデータに対応した手法を用いて、稲作の生産関数を推定し、シミュレーションを用いて、集落営農による大規模稲作経営の効果を分析する。 分析の結果、2000年において5.04兆円を費やしていた稲作の生産費用(機会費用を含む)は集落営農による大規模経営を行うことによって1.97兆円へと約61%削減できることが分かった。また、2000年の個別農家による生産では、約1.5%の農家しか採算がとれていないが、集落内で上位10%の生産性を持つ農家が集落営農を主導すれば、約11%の農業集落にて採算がとれることが明らかとなった。集落営農は、我が国の稲作の赤字構造を包括的に解決する

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    kodaif 2010/02/11
    "生産や費用に与える効果を定量的に評価する。サンプルセレクションおよび区間形式のデータに対応した手法を用いて、稲作の生産関数を推定し、シミュレーションを用いて、集落営農による大規模稲作経営の効果を分析"
  • 2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)「ユニヴェルス・ド・ショパン」

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » オーディトリウム・フォンタナ (19時00分~20時40分) これは一種のガラ・コンサート。 ポーランドの民族楽器グループ「ゼスポール・ポルスキ」の華やかなポロネーズの演奏で開始され、以下はヤツェク・カスプシク(ヤーツェク・カスプシェク)指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィアをバックにしてのソリストたちの演奏となる。 まず、エル=バシャが「クラコヴィアーク」で味のある演奏を聴かせ、ジュジアーノが「ドン・ジョヴァンニ」(モーツァルト)の「お手をどうぞ」による変奏曲を淡々と弾く。 次いで、昼間にも歌ったペレチャツコがロッシーニの「ブルスキーノ氏」の「私に花婿を下さい」と、ベルリーニの「夢遊病の女」からの「ああ、信じられない」を華麗に歌う。 次にヤン・ルヴィオノワ(チェロ

    2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)「ユニヴェルス・ド・ショパン」
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "ショパンの多種多様な「顔」を覗き見られただけでも有益で面白い「熱狂の日」音楽祭であった。翌日の帰国の飛行機の中では、きっとショパンのいろいろな曲が、頭の中でガンガン鳴り響いていることだろう。"
  • 2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)ルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタル

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・クヴィアトコウスキ (16時15分~17時20分) ここはたった80人ほどしか入れない小さな部屋。ルイス・フェルナンド・ペレスをもう一度聴きたくて押し入る。 彼は2時間ほど前に他のもう少し大きな会場で演奏したばかりだが、それとはまた違うプログラムでのコンサートである。 曲はショパンの「ノクターン」から「作品9の2」と「作品32の2」と「作品48の1」および「バラード」第1番、そのあとにリストの「オーベルマンの谷」と「ハンガリー狂詩曲」第6番。 こんな小さなサロンにおいてさえ、ペレスは些かも手加減せず、大ホールにおけるのと同じように豪壮激烈に演奏するのだが、音楽の色彩感が豊かであるために、騒々しくうるさいといった印象は全くない。 清楚な小山実稚恵を聴いた直後に

    2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)ルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタル
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "別人のようなショパンの顔を、そこに視る。これは実にスリリングで魅惑的な体験だが、自分の好みから抜け出せぬ聴き手にとっては目の回るような困惑を体験するということになるのかもしれない。"
  • 2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)小山実稚惠リサイタル

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・ヴォイチェホフスキ (15時15分~14時10分) 200席ほどの広間で、客席は立錐の余地もなし。ただし、音響効果は必ずしも良いとは言えない。 小山実稚恵はこの音楽祭では何回かの公演を行なっている。このリサイタルでは、「ノクターン」作品9の2(2曲)、「ワルツ」からは「第19番」、「作品34」(2曲)、「作品64」(3曲)および「作品69」(2曲)、それに「バラード」第1番、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」。 並み居るアクの強いピアニストたちの中で彼女の演奏を聴くと、いかにも清楚で自然なショパンに聞こえる。そこではあざとい誇張も怒号もなく、ショパンの持つ音楽の瑞々しさ、ハーモニーのふくよかさ、転調の豊かさなどが、何の衒いもなく率直に、しかも

    2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)小山実稚惠リサイタル
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "そこではあざとい誇張も怒号もなく、ショパンの持つ音楽の瑞々しさ、ハーモニーのふくよかさ、転調の豊かさなどが、何の衒いもなく率直に、しかも端正な情熱を以て再現されているといった感なのである。"
  • 2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)「ショパンとオペラ」

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » オーディトリウム・フォンタナ (12時30分~13時30分) ソプラノの Olga Peretyatko――ロシア人だから「オルガ」でなく「オリガ」だが、ファミリー・ネームの方は――まさか「ペレトヤットコ」とは読むまいから、とりあえず「ペレティアトコ」としておく。 彼女はマリインスキー劇場の合唱団員の出身だそうで、まだ若い人だが各国で活躍の場を拡げている模様。ふだんのレパートリーはイタリアものが多いらしい。最高音の安定度や、細かい仕上げなどは未だしの感があるものの、声の筋は良く、輝かしさ、明るさ、存在感などは注目に値する。ロシアものを歌ったらどんな風になるか興味が沸く。 彼女が歌ったのは、ドニゼッティの「ルチア」、ロッシーニの「オテロ」、ベルリーニの「夢遊病の女」

    2010・1・31(日)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(最終日)「ショパンとオペラ」
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "イタリアものが多いらしい。最高音の安定度や、細かい仕上げなどは未だしの感があるものの、声の筋は良く、輝かしさ、明るさ、存在感などは注目に値する。ロシアものを歌ったらどんな風になるか興味が沸く。"
  • 2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)リーズ・ドゥ・ラ・サールのリサイタル

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・フランショーム(フランコム) (21時30分~22時20分) 予定では21時開演だったが、前のコンサートが延びたため、こちらの開演も遅くなった。その間を縫って会場内のレストランに飛び込み、サラダ中心の夕を手っ取り早く済ませる。 ショパンの「4つのバラード」と「ソナタ第2番 葬送」を弾いたリーズ・ドゥ・ラ・サールは、楚々とした美女だ。 音も実に綺麗だが、フォルテをあまりに叩きつけ過ぎる上に、その音色が単調なので、聴いているうちに飽きが来る。「バラード」など、こんなに怒号されてはたまらない。ただ、「葬送行進曲」での、冷たい白色の光の中で直線的に伸びる明快な音のパワーは、聴き手に一瞬息を呑ませるものがあったのは事実だ。 音楽のスケールは充分に大きいので、年齢と経

    2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)リーズ・ドゥ・ラ・サールのリサイタル
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "明快な音のパワーは、聴き手に一瞬息を呑ませるものがあったのは事実だ。音楽のスケールは充分に大きいので、年齢と経験によって表情の精妙さや色合いの変化が加わればたいへん魅力的なピアニストになるだろう。"
  • 2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ショパンのピアノ作品全集第10回 1838~1839年

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・フランショーム(フランコム) (19時00分~20時40分) この回は児玉桃が活躍、「作品41」の「3つのマズルカ」と、「即興曲」の「作品36」と「スケルツォ第3番」を弾く。 そして「作品37のノクターン」2曲を、ケフェレックとヌーブルジェが1曲ずつ弾き、エル・バシャが「3つの新練習曲」を、バル=シャイが「ソナタ第2番」を弾くというプログラムだ。 450席のホールだが、珍しくやや前の方に席が取れる。 児玉の演奏はやはり正確で端正で、些かの誇張もなく歌う。ピアノは同じくスタインウェイだが、今日の音は瑞々しいふくらみがあり、低音も豊かに聞こえた。これは聴く位置の関係もあろうが、彼女の演奏は来、こういうものであるはずである。あとの4人のピアニストも、昨日よりは遥

    2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ショパンのピアノ作品全集第10回 1838~1839年
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "些かの誇張もなく歌う。ピアノは同じくスタインウェイだが、今日の音は瑞々しいふくらみがあり、低音も豊かに聞こえた。これは聴く位置の関係もあろうが、彼女の演奏は本来、こういうものであるはずである。"
  • 2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ショパンのピアノ作品全集第9回 1837~1838年

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・グルジマーラ(グジマワ) (17時00分~18時05分) アブデル・ラーマン・エル=バシャが「ベルリーニのアリアによる変奏曲」と「ワルツ作品34の1」を、児玉桃が「作品34」の残りの2曲を弾き、最後にフィリップ・ジュジアーノが「バラード第2番」と「24の前奏曲」全曲を弾いた。 ペレスのあとに聴くと、3人の演奏は、かなり端正に聞こえる。 特に児玉桃は――これが日人らしさというべきか、こちらの国で聴くと、いかにも真面目で控えめだ。「日人的な演奏」とはどういうことなのか――欧米で日人の演奏家を聴くときにいつもぶつかる問題がこれだ。 ジュジアーノが弾く「前奏曲集」はすっきりして、白色の光に照らされたショパンという感。色彩の変化といったものは感じられず、ただダイ

    2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ショパンのピアノ作品全集第9回 1837~1838年
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "特に児玉桃は――これが日本人らしさというべきか、こちらの国で聴くと、いかにも真面目で控えめだ。「日本人的な演奏」とはどういうことなのか――欧米で日本人の演奏家を聴くときにいつもぶつかる問題がこれだ。"
  • 2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタル

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・ヴィアルド (14時00分~15時05分) ルネ・マルタン(総合プロデューサー)イチオシの若手ピアニストというルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタルを、サル・ヴィアルドで聴く。容貌は遠くで見るとオトナっぽい。しかしこれは――流石に大物だ。強烈な自己主張がある。 300人の小さなホールなのに、大ホールと同じフォルティシモを轟かせるのはどうかと思うが、しかし音には濁りが少なく、明るさと清澄さが保たれているのがいい(ピアノはスタインウェイだ)。表現もすこぶる多彩だ。 「バラード第1番」が持って回ったテンポで始まった時には、もしかしたらポゴレリッチ系かとギョッとしたが、幸いにそうではなかった。しかし、遅いテンポの部分を、音を一つ一つ踏みしめるように演奏するタイプで

    2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)ルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタル
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "これは――流石に大物だ。強烈な自己主張がある。300人の小さなホールなのに、大ホールと同じフォルティシモを轟かせるのはどうかと思うが、しかし音には濁りが少なく、明るさと清澄さが保たれているのがいい"
  • 2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナ「幻想交響曲」

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » オーディトリウム・フォンタナ (19時00分~20時10分) さっきのホールではそのあとにミシェル・ベロフがモーツァルト、リスト、モシュレス、フンメルなどを弾くリサイタルがあり、これも聴きたいのは山々だったが、インマゼールとアニマ・エテルナへの期待もやみがたく、足を転じて1900席の大ホールに。 この音楽祭では、ショパンに関連のある作曲家の作品も多数取り上げられている。その一つがこれだ。ベルリオーズの「幻想交響曲」。超満員で、結局立ち見になった。 立ち見はいいけれども、演奏は全く何と形容したらいいものか。ピリオド楽器で「幻想交響曲」をやるのだから、あまりアテにはならないだろうと思っていたが、予想より更に悪く、もう少しちゃんと正確に演奏してもらいたいなと思うことしき

    2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナ「幻想交響曲」
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "ベルリオーズの激情はすべて無視されている。ベルリオーズの音楽には古典的な端正さも重視されており、インマゼールはおそらくそこに立脚点を置いているのだと思われるが、あまりそれに偏るのも問題だろう。"
  • 2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ジャン=マルク・ルイサダのリサイタル

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・グルジマーラ(グジマワ) (17時00分~18時10分) 17時15分からの「作品全集年代記第5回」を聴くつもりでいたが、タイムテーブルをめくっていたら、17時から他のホールでジャン=マルク・ルイサダが「ノクターン選集」を弾くというのを発見。たまには個人リサイタルを聴くのもよかろうと聴きに行く。 座れたのは最後部の記者席で、アコースティックの関係でピアノは遠く聞こえたけれども、ルイサダのピアノの雄弁さは、やはりずば抜けていた。 プログラムは「作品9」の3曲、「作品27」の2曲、それに「作品62の1」と作品48の1」。 ついさっき、ケフェレックやヌーブルジェやエル=バシャが弾いた作品9の「ノクターン」とは、何という違いであろう。和声が――殊更に強調されているわ

    2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ジャン=マルク・ルイサダのリサイタル
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    kodaif 2010/02/11
    "しかもそれが鮮やかな色合いを以て変化して行くのである。演奏が始まった途端に「ああ、こういうショパンもまだあった!」という想いがこみ上げてきて、体全体が温まるような感動が沸き起こって来る。"
  • 2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ショパンのピアノ作品全集第4回 1830~1832年

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・フランショーム (14時~15時) こちらサル・フランショームは、450席の会場。 最初に「ノクターン」の「作品9」の3曲をアンヌ・ケフェレック、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ、アブデル・ラーマン・エル=バシャが1曲ずつ弾き、そのあとにヌーブルジェが「スケルツォ第1番」と「エチュード 作品10」の全曲を弾いた。 ホールのアコースティックのせいか、それとも席の位置のせいだろうか、ヌーブルジェの演奏は、先日東京で聴いた時よりも、さらに鋭角的で張り詰めたものに聞こえる。ショパンの和声的なふくらみや情感は切り捨てられ、極度に神経質で青白い緊迫感に支配されている、といったらいいか。よく言えば火の出るような、切り込むような演奏であり、悪く言えば叙情も余情もない、割り

    2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ショパンのピアノ作品全集第4回 1830~1832年
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "最近とみに多く、それを支持する聴衆も多いだろう。それは一刀両断的な痛快さと明解さに満ちてはいるが、こちらの神経が少し疲れ気味の時に聞くと、はなはだ落ち着かない気分に追い立てられる。"
  • 2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ショパンのピアノ作品全集第3回 1828~1830年

    2024-04 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » サル・グルジマーラ(グジマワ) (10時45分~11時50分) 前夜遅くロワール河畔の街ナントに入る。空気は冷たいが、雪は全くなく、朝の雨も上って日中は快晴、爽やかそのものだ。 今年の第16回「ラ・フォル・ジュルネ」のテーマは「ショパン」。 会場は「シテ・デ・コングレ」(ナント市国際会議場)というフォーラム式の建物で、一つの建物の中にいろいろな大きさのコンサートホールまたは広間――来は会議場だろう――が集まっているところは、東京の「ラ・フォル・ジュルネ」会場である有楽町の「国際フォーラム」と同様だ。 建物は日よりも小ぶりだが、会場の数はむしろ多いだろう。大ホール(1900席)からサロン(80席)までさまざまだが、各ホールには今回のショパンのテーマに合わせ、彼に

    2010・1・29(金)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第3日)ショパンのピアノ作品全集第3回 1828~1830年
    kodaif
    kodaif 2010/02/11
    "山あり谷ありという構成ではないので、一つのコンサートの中で山場を作るというわけには行かないのが、多少平板な印象を与えるだろう。ただ、選曲の狙いとしては興味深いのは事実である。"