樫村 自分の言葉でお客様と同じ視点で伝える。そうすることが、メーカーとして商品を売り込もうという姿勢にならず、分かりやすい文章で楽しめるものを書くことにつながっているんじゃないでしょうか。私はGRの販促担当なので、商品開発の舞台裏のようなメーカーならではの話を記事にすることが多いですね。 田口 微妙な位置にあるブログだと思うんです。意識としては、社員という立場と個人という立場の間のポジションで書いています。自分の趣味や私生活の話ばかりだと個人ブログになってしまう。うまくバランスを取るのが最初のうちは難しかった。 青木 企業の情報サイトではあるけれど、ブログだからライブ感を大切にしたい。多少緩めに、でも一線は越えないように気をつける。ユーザーや販促担当など、それぞれ立場は違うけど、ライターたちには各々伝えたいことがあるわけです。それが芯にしっかりあるから、読んだ時に「これはまずいな」と感じる