大相撲の元大関魁皇の浅香山親方が来年、所属する友綱部屋から独立して「浅香山部屋」を設立する意向を22日、訪問先の鹿児島市で明らかにした。 浅香山親方は、11月10日から開かれる九州場所のPRのため鹿児島県庁を訪問。その後、朝日新聞の取材に対し、新部屋について「来年の九州場所は自分の部屋を持っているはずです。あとは弟子です」と話した。浅香山親方の内弟子は現在2人。弟子となる人材を探しており、すでに部屋用の土地を東京都墨田区に確保したという。 浅香山親方は福岡県直方市出身。通算勝ち星1047勝、幕内出場1444回など歴代1位の戦績を残した。2011年に引退してからは、友綱部屋の部屋付き親方として指導にあたってきた。 この日、浅香山親方は県庁で佐々木浩副知事を表敬し、「ぜひ鹿児島から見に来ていただきたい。一度見れば相撲の楽しさを分かってもらえると思う」と述べた。佐々木副知事は「県民あげて見に行っ