◇全国青年市長会長に北本市長 49歳までに当選した市長らでつくる全国青年市長会(65人)の会長に北本市の石津賢治市長(47)が就任し、30日、東京都内で会見を開いた。石津会長は賛同する10市とともに、自治体の首長が国会議員を兼職できるよう、構造改革特区の特例措置を31日に内閣府へ共同提案すると表明した。 石津会長によると、兼職容認を求めるのは、「地方の意見を政策立案段階から国政に反映させるため」。兼職が認められるには、公職選挙法などの改正が必要となるなど容易ではないが、「地域の声が政治に生かされない現状を見直す契機にしたい」としている。 石津氏はまた、行政サービスのコストを自治体間で比較しやすくするため、コスト計算に統一的な方式を設けると明らかにした。15市が参加して、道路維持や放置自転車対策など住民に身近な11事業について、2011年度決算を対象に計算する方針。各自治体が11月中に