スマートフォンの利用拡大とともにサードパーティ各社から多くのアプリがリリースされ、ユーザーによって活用が進んでいる。だが実際にどれだけアプリの安全性が担保されているのかを気にされたことはないだろうか? ユーザー名、パスワード、アプリ内の個人データについて保護状況を調べたある調査会社によれば、このすべての条件を満たしたアプリは全体の17%程度でしかなく、実際にはアプリの多くが問題を内包している可能性があるという。 これは米Viaforensicsがまとめた「White Paper: appWatchdog Findings」というホワイトペーパーに記されたデータで、それによればiOSとAndroidデバイス向けの100のアプリについて調査したところ、上記3つの項目をすべてパスしたアプリは全体の17%でしかないという。同社はオンラインバンキングなどの金融、ソーシャルネットワーク、メールなどの生