11/17(木)放送のNHKクローズアップ現代「暴走するサイバー攻撃 密着・謎のハッカー集団」を見た。前半が Anonymousに関する内容だったが、これがいろいろと気になる点が満載。全体的に Anonymousを極悪犯罪ハッカー集団のように印象付けようという意図が感じられた。そういう見せ方自体は別に否定しないが、事実と推測を区別せずにごちゃまぜにするのはよくないと思う。すでに Twitterでもいくつかコメントしたが、その内容も含めてまとめておく。 気になる(その1) → 「アノニマスと呼ばれる国際ハッカー集団」 番組冒頭からこういう紹介だったが、Anonymousをハッカー集団とする見方については前に別の記事を書いているので、そちらを参照してほしい。要点だけ言うと、「Anonymous = ハッカー集団」というのは Anonymousの一部分だけを取り上げた、やや偏った見方であるという