「音声認識の第2次ブームといわれる今に至るまでには何が起こっていたのか。開発を進める主な企業の歴史から音声認識技術の変遷を追う」 CPUやメモリの進化、通信回線の広帯域化、またクラウドの登場などをきっかけに音声認識の第2次ブームといわれている今、パソコンやスマートフォンに音声認識技術が組み込まれるほか、音声で操作できる家電なども続々と登場している。また、前回の記事で紹介したようなヒト型コミュニケーションロボットの開発も着々と進んでいる。 さまざまなニュースからは夢のように思われていた機器(マシン)と人が本当に対話できる世界もそう遠くないのかもしれないと感じられるが、音声技術の歴史は古く、人工知能のようにガイドしてくれるサービスの裏側には1960年代ごろからの約50年近い技術開発の積み上げがある。 その長い年月の間には何が起こっていたのか。音声認識技術の開発を進めている主な企業に焦点を当て、
![主な企業の歴史から音声認識技術の変遷を追う(1) - 音声認識ラボ by 東京反訳](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b45018aa6555a451c5bf8881b9bd3a65465f27b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F8089.co.jp%2Fonsei-ninshiki%2Fcontent%2Fuploads%2F2017%2F09%2Fcorpus_400.jpg)