「ブログで離島応援計画」なる地域振興プロジェクトが始まった。マイクロソフトが中心となり、blogを使って、ITエンジニアや一般ユーザーのアイディアを募り、島おこしにチャレンジ、最終的に決まったアイディアは、それぞれ実際に、実施企業の参入を募り、導入まで行なう予定だという。 ●島の悩みは何処も同じ 今回、このプロジェクトに参加するのは、隠岐の島(島根県隠岐の島町)、十島村(トカラ列島:鹿児島県十島)、式根島(東京都新島村)の3島で、期間を定め、順にblogを開設する。島を応援しようとする参加者は、自分のblogからトラックバックしてアイディアを披露するという仕組みになっている。 発表会には3島の実行委員会代表が上京し、各離島の現状を訴えた。 隠岐の島町長の町田和久氏は、隠岐が国立公園でありながら、観光が下降線をたどり、多いときでは23万人を超えていた観光客の入れ込みが、現在では14万人台まで
■山田祥平のRe:config.sys■ Vistaでブレイクするか、2つめのポインティングデバイスとしてのペンタブレット Tablet PCはとても便利なPCだ。それは十二分にわかっている。でも、常用したくなるほど魅力的な端末がなかなか見あたらない。Tablet PCがあればいいのはわかっていても、使用頻度を考えるとn台目のPCとしての導入はためらってしまう。だが、その便利さを手に入れる手っ取り早い方法がある。通常のPCとペンタブレットを併用すればいいのだ。 ●ペンタブレットの追加でPCが使いやすくなる Windows Vistaには、Home Basicをのぞき、Tablet PCの機能が標準搭載される。XPでは、Tablet PC Editionが必要で、しかも、メーカーやSIer製Tablet PCへのプリインストールしか入手の方法がなかったことを思うと、Vistaパソコンさえ導入
2006年の初めに華々しく発表されたViivだが、Centrinoに続き、二匹目のドジョウを狙ったものの、当初、Intelがもくろんだほどには浸透していないのが現実だ。その原因はどこにあるのか、そして、Intelは、これからViivをどうしようとしているのかを探ってみた。 ●Intelのフェローが近未来技術を解説 IDF Fall 2006の最終日、通常の基調講演とは、ちょっと異なる趣のセッションが催された。Technology Insightsと呼ばれるもので、Intelのフェローが3名続けて登壇し、ハイパフォーマンスコンピューティング、ソフトウェアスレッディング、そして、Viivについての技術的な解説を行なった。 ハイパフォーマンスコンピューティングについて説明し、おそらく25年後にはいわゆるデスクトップPCでペタスケールコンピューティングが可能になると予測したStephen S. P
●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、本当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図
5インチドライブケース並の超小型PCを多数発売しているミニピーシードットジェイピーが、新たな小型PC「LF800」を発売した。 従来モデルよりやや大きなボディを採用しているものの、3.5インチHDDを内蔵できるシャドウベイが用意されているだけでなく、PCI Express x16スロットも用意されており、サイズを超えた拡張性が実現された、非常に魅力的な小型PCである。 ●超小型PCながらキューブPCに匹敵する高い拡張性を実現 これまでに同社が発売してきた超小型PCは、5インチドライブケース並の非常に小さなサイズのものが大半だった。確かにそのサイズでフルPCとして機能するという点は魅力的ではあるが、拡張性がかなり犠牲になっていたのも事実だった。例えば、内蔵できるHDDは2.5インチのドライブのみで3.5インチの大容量HDDを搭載できなかったり、グラフィック機能はチップセット内蔵機能を使うしか
Windows XP Media Center Edition 2005のマイナーバージョンアップが行なわれた。公式には“Update Rollup 2”と呼ばれるこのマイナーバージョンアップは、これまで開発コードネーム“エメラルド”(Emerald)で呼ばれてきたもので、日本では12月にリリースが予定されているXbox 360との接続機能などが追加されたことが大きな更新点となっている。 一方で、マイクロソフトは10月半ばに次世代WindowsとなるWindows Vistaのベータ1(プリベータ2とも呼ばれている)のビルドを更新し、ビルド5231をベータテスターなどに公開した。このビルド5231では、9月にロサンゼルスで行なわれたPDC 2005で配布されたビルド(5221)には含まれていなかったメディアセンターやTablet PCの機能などが追加されている。 ●Xbox 360とVii
4月20日 発表 エレコム株式会社と株式会社アイ・オー・データ機器は20日、USBフラッシュメモリの新規格「U3プラットフォーム」に準拠する製品を6月に発売すると発表した。 エレコムは「MF-UU2」シリーズの6月中旬発売を予定し、アイ・オー・データ機器は、「EasyDisk U3 smart drive EDU3シリーズ」(256MB~1GB)の6月出荷を予定している。 U3は、米SandiskとM-Systemsが共同で設立した企業で、USBメモリの新規格として「U3プラットフォーム」を提唱している。U3プラットフォームは、対応ハードウェア、ファームウェア、API、専用アプリケーションランチャー「Launchpad」で構成され、個人データをPC内に残さず、個人環境を持ち運ぶことを目的としている。 U3では、USBメモリをPCに装着するとLaunchpadが起動し、Launchpadから
とうとうこの日がやってきたか。 “モバイル通信”と名の付く連載を300回以上もやってきておきながら、自宅ではずっとデスクトップPCから離れることができなかった。2005年、執筆や普段のインターネットアクセスに使っているコンピュータをWindows機からPowerMac G5に変更したという、個人的にはかなり大きな変化があったものの、仕事のスタイルが変化したわけではない。 しかし、MacBook Pro 17型の導入と共に、コンピュータに触れ初めてからずっと続いていた「やっぱり自宅ではデスクトップ」という利用スタイルからは離れ、すべての仕事をノートPCだけでこなす日がやってきた。 加えてもう1つ、従来のスタイルを変えたところがある。それはキャスター付きのブリーフケースを使い始めたことだ。 ●デスクトップの代替と移動ニーズの両立 あらためて言うまでもなく、利用者のワークスタイルによって、最適な
4月27日に行なわれたIntelのアナリストミーティング、5月23日から開かれたMicrosoftのWinHEC、この2つのイベントで共通して大きくフィーチャーされていたのがUMPC(Ultra Mobile PC)だ。 すでに先進国においてPCは一通り行き渡っており、PC市場全体の成長は発展途上国、中でもここ最近の経済発展がめざましいBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)にゆだねられている今、先進国での新たな需要を掘り起こす「2台目」のPCの有力候補と見られているわけだ。 しかしこのUMPC、わが国ではあまり評判がよろしくない。UMPCの仕様自体は、決して固定的なものではないというものの、ミニマムの要求が低すぎて、本気で取り上げてもらえないという感じである。 難しいのは、この種のデバイスの利用モデルをどう考えるか、という点だ。あくまでも補助的な役割のデバイスとして割り切るのがUMP
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