ネットを利用した選挙活動を実質的に不可能にしている日本の選挙制度がいかに時代遅れであることかは前にもここで書いた。アメリカの大統領選で、当初はヒラリーに対して劣勢だったオバマが勢い良く追い上げている一番の原動力は、普段選挙などにはあまり感心を示さない若い人たちに、テレビではなく、ネットで彼のメッセージが届いているからだ、と私は解釈している。 「誰が選挙で勝っても変わらないよ」と政治へのあきらめ感が強くなると、いわゆる「浮動票」を持つ人たちが選挙への興味をなくし、投票率が下がるのはどこの国でも同じ。投票率が下がると得をするのは、組織票を動かす力がある既得権者たちだ。 オバマが今回の選挙で明確にターゲットとして定めたのは、若い人たちを中心にしたそんな浮動票層。「Yes we can - 僕たちには(アメリカを変えることが)出来るんだ」というメッセージは、「誰が選挙で勝っても変わらないなんてこと
なんか、前エントリが意外な盛り上がりを見せている。 しかも、私が思う「斜め上」でだ。 でも、それはそれで非常に興味深い。というか面白い。 なので、本当はU−23新戦力一言を掲載しようと思っていたのだが その前にこのお話に関して私の意見をまとめておこう。 前エントリ ■ 「高原問題」について少し。 をアップしたと思ったら、もう数時間後に サポティスタさんにアップされていた。 ■ 声が大きい方の意見が通る エントリタイトルが少し変わったような気がするが そこで私のエントリが取り上げられているのだった。 まとめると、この切り取り方では私は 「声が大きい方の意見が通るのは不公平だ」 と主張し、サポティスタさんの側がそれに対して 「でもそれは不公平なことなのか」 「ある意味、とても分かりやすいし正しいことでもあると思う。」 というアンチテーゼを展開するという形にな
中学生から高校生にかけて、わたしは主に映画や音楽で英語を覚えていた。教科書より好きだったし、教材として圧倒的にすぐれていたのである。映画や音楽で英語を覚えるのは、基本的に今も同じなのだけれど、当時はもっと集中してそれらに接していたし、なにしろほんとうに語彙がすくないから、単語にしてもフレーズにしても、えらい勢いで吸収していたような気がする。「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を見て、仕事をクビになることを "Fired" というのだと知ったひとはたくさんいるとおもう(火じゃないんだ…)。わたしが、英語という言語のふしぎさに惹かれたのは、LL COOL J というラップ歌手の "I'm Bad" という曲でした。そこにはこんな歌詞がでてくる。 "The baddest rapper in the history of rap itself" 日本語にすれば、「ラップ史上いちばん危険なラッパー
仕事で一時帰国。山手線のホームで電車を待っていた。私の前に立っていたのは故・石立鉄男を彷彿とさせる50代の男、髪型は1970年代に一世を風靡した鉄男アフロ。しかもうっすらオレンジ色。ほほう……と見とれるうちホームに電車が滑り込み、ゆっくり停車。ドアが開く……と、鉄男が突然怒鳴りだした! 「ちょっと、私ペースメーカーつけてるんで! 携帯の電源切ってください!」 大変だなあ……と同情しようとした矢先、鉄男は畳みかけた。 「何度も言わせるなよ! ペースメーカー付けてるんだよ! おい! そこ! 電源! ほらあんたも!」 えーっ……!? 鉄男は乗車率八割の車内で、ケータイをいじくっていた連中に次々と人差し指を突きつけ、有無を言わさず電源OFFを命じていた。電源を切らずポケットに入れた日には…… 「そうじゃねえよ! 電源だよ。おい、電源! 早く! 出して! 切って!」 と、全くもって喧嘩腰でケータイ電
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