中国・山東省済南市の自宅でAFPの取材に応じる山東大の元教授、孫文広氏(2013年8月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / TANIA LEE 【8月3日 AFP】中国政府を批判する公開書簡を先月発表した山東大学(Shandong University)の元教授、孫文広(Sun Wenguang)氏が、米国営ラジオ放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の番組に電話取材で出演中、自宅に押し入ってきた治安当局者に連行された。 80代の孫氏は1日、中国東部・山東(Shandong)省の済南(Jinan)にある自宅でVOAの中国語番組に電話出演していたところ、治安当局が突然押し入ってきた。 「また警察が邪魔しにきた」と孫氏は言い、侵入者は8人だとVOAに告げた。「私の家に入ってくるのは違法だ。私には言論の自由がある!」というのが、孫氏の最後の言葉だった。 中国では、習近平(Xi Jinpin