PARaDE代表の中川淳が、企業やブランドの何気ない“モノ・コト”から感じられるライフスタンスを読み解く本連載。前回は「ライフスタンスとはなにか?」を解説した。今回のテーマは「日本交通のレシート」。中川がライフスタンスを感じたというタクシーのレシートに隠されたメッセージとは。 東京での移動はタクシーを使うことが多く、一昔前までは乗るたびに領収書をもらっていた。何気なくもらっていたが、ある時日本交通の領収書が他社のものよりも短いことに気づいた。記憶の限り最短は2.5㎝くらいだったと思う。 たかがレシートである。しかしこういう細部にこそ企業のライフスタンスが現れると思う。企業側が見られることを意識している部分は、どの企業もちゃんと体裁を整えている。でも、そうでないところ(ある意味で油断しているところ)にこそ本質が見えてくる。 レシートの短さから何が見えるのだろうか? そもそも短いと何がいいのだ
![なぜあのタクシー会社のレシートは短いのか? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/91bede959a9e4c1a50a5f1f92581e9dcc1f99f1a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F70196%2Fimages%2Fmain_image_325e586421debc14d679c5f9fbf517b8fc363c0b.jpg)