JR東日本は、2023年度の各駅乗車人員、新幹線駅別乗車人員、路線別利用状況などのデータを同社サイトに公開した。各駅乗車人員に関して、「上位100駅中、新横浜駅を除く99駅が、2022年度より多くのお客さまにご利用いただきました」とのこと。 相鉄新横浜線・東急新横浜線などと接続する横浜線の新横浜駅、東急東横線と接続する横浜線の菊名駅で、1日平均の乗車人員が減少したという 2023年度、各駅における1日平均の乗車人員に関して、上位10駅は前年度と同じ。1位は新宿駅で65万602人(前年度比108.0%)、2位は池袋駅で48万9,933人(前年度比106.8%)、3位は東京駅で40万3,831人(前年度比116.5%)、4位は横浜駅で36万2,348人(前年度比106.4%)、5位は渋谷駅で31万4,059人(前年度比107.3%)、6位は品川駅で27万4,221人(前年度比110.3%)、7
東急電鉄は6月3日、東急線で運行している「新幹線ラッピングトレイン」について、かつて東海道・山陽新幹線の車内チャイムで使われていた「ひかりチャイム」を現代風にアレンジして車内で流すと発表した。同社によると、「ひかりチャイム」を関東で復刻使用するのは21年ぶりという。 3020系電車の「新幹線ラッピングトレイン」では7月1日から流す。5050系4000番台電車の「新幹線ラッピングトレイン」は秋ごろから流す予定。どちらの編成も東急新横浜線の下り新横浜駅到着時の到着放送と上り新横浜駅発車後の案内放送で流す。 「新幹線ラッピングトレイン」で流す「ひかりチャイム」は、フュージョンバンド「カシオペア」の元キーボード奏者で鉄道業務施設開発者の向谷実氏が編曲した。東急電鉄は「懐かしさの中に洗練された現代の風を感じる『ひかりチャイム』に生まれ変わりましたとしている。 このほか、JR東海の観光キャンペーン「そ
大注目の直通ネットワーク 2023年3月ダイヤ改正の目玉となった相鉄・東急直通線開業。 相鉄線の直通運転は、なぜ沿線外からも大きな注目を集めたのでしょうか? その一つに、多くの人が困惑する直通ネットワークがあります。相鉄の路線図の写真をご覧いただくと、直通ネットワークの複雑さがお分かりいただけるでしょう。 相鉄は直通運転を始める前まで、横浜を始点に海老名と湘南台を結ぶ小さな規模の私鉄でした。 それが、2019年11月30日に、JR線との直通運転を開始したこと。 さらに、今回の東急電鉄との直通運転を開始したことにより「日本最大規模の直通ネットワーク」と言っても、決して過言では無い複雑な直通ネットワークを形成しました。 大手私鉄で一番路線規模の小さい私鉄が、とても複雑な直通ネットワークを築いたところが、大きな注目を集めたポイントの一つと言えるのです。 相鉄線では、直通運転に合わせて、デザインブ
神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。 20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。 2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる 2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。 西横浜駅にて東急車(目黒線)の留置開始 こちらは、横浜から3つ目の駅、西横浜駅です。 島式ホームの他、留置線が4線、入出庫線が横浜方にある駅で、JR東海道線・JR横須賀線との並走区間にあります。 横浜から最も近い留置線という事で、平日の朝ラッシュ時には、横浜駅に到着した電車の引き上げ先としても使用される運行上地味に重要な駅です。 西横浜駅の留置線は、ダイヤ乱れ時以外、乗入先の東急の車両が入線する事はありませんでしたが、今回の改正から写真の通り、2本も留置されるようになりま
東急電鉄は27日、東急新横浜線の開業1周年を記念し、JR東海の全面協力で新幹線デザインのラッピングトレインを3月4日から運行すると発表した。目黒線の車両3020系1編成(8両編成)を使用し、車体側面に新幹線と同じブルーのライン2本を施す。 東急目黒線・東急新横浜線などで活躍する3020系1編成(8両編成)が新幹線デザインのラッピングトレインに 東急新横浜線(日吉~新横浜間)は相鉄新横浜線(新横浜~西谷間)とともに2023年3月18日開業。東急電鉄は開業1周年を記念し、「西日本へのお楽しみは、新横浜から。」をキャッチコピーとした「enjoy WEST」プロモーションを展開する。この一環で3020系のラッピングトレインが運行され、新幹線と同じブルーのライン2本に加え、西日本の各エリアを想起させるステッカーと「enjoy WEST」プロモーションのキャンペーンステッカーを貼付。相模鉄道と共同で制
相模鉄道は27日、「相鉄・東急新横浜線 開業1周年プロモーション」を展開すると発表した。相模鉄道と東急電鉄の2社共同で作成した1周年記念ロゴマークをポスターや広告物に掲出するほか、期間限定でヘッドマーク列車を運行する。 「相鉄・東急新横浜線 開業1周年記念号」前面イメージ 「相鉄・東急新横浜線 開業1周年記念号」側面イメージ 開業1周年記念ロゴマーク 相鉄新横浜線(新横浜~西谷間)は、東急新横浜線(日吉~新横浜間)とともに2023年3月18日開業。間もなく開業1周年を迎えることから、多くの人に利便性を知ってもらい、実際に利用するきっかけにすることを目的として、「相鉄・東急新横浜線 開業1周年プロモーション」を展開する。2社共同で作成した1周年記念ロゴマークは5月6日まで掲出予定となっている。 期間限定のヘッドマーク列車は「相鉄・東急新横浜線 開業1周年記念号」として、開業1周年を迎える3月
2023年3月に開業し、まもなく1周年を迎える東急・相鉄新横浜線。 2024年3月改正では東急新横浜線の日中時間帯運行本数増強が注目されますが、2024年2月27日に両社が公表した1周年記念企画がかなりの熱量を感じさせられる内容となっています。 利用数が悩みの新横浜線 神奈川東部方面線計画として建設が進められた東急電鉄・相模鉄道の新横浜線が2023年3月18日に開業し、まもなく1周年を迎えます。 JR線直通以上に高い期待を寄せられて開始された東急線直通運転ですが、特に日吉駅〜新横浜駅間の東急新横浜線区間の利用数が開業前の予測を下回る状態が続いています。 2024年3月改正では日中のこの区間に新横浜駅始終着の南北線直通列車が毎時2本加わるテコ入れも予定されており、利用動向が伸び悩む要因の1つとなっていた運転間隔も大きな改善が期待されています。 相鉄は会社ロゴを隠す大胆ラッピング 相模鉄道から
相鉄は2月9日、ダイヤ改正を3月16日に実施すると発表した。朝の横浜方面への増発と夕方ラッシュ以降のダイヤ調整などを行う。 平日ダイヤは朝時間帯に一部列車の種別や行き先を変更し、西谷→横浜を増発。混雑の緩和を図る。海老名7時10分発の浦和美園行き各停は7時09分発の横浜行き通勤急行に変更。湘南台7時17分発の横浜行き通勤急行は7時16分発の浦和美園行き各停に変更する。湘南台7時23分発の横浜行き各停は7時21分発の横浜行き通勤急行に変わる。これにより最混雑時間帯で西谷→横浜の列車が1本増える。 また、湘南台8時19分発の横浜行き各停を8時18分発の横浜行き快速に変更。西谷→横浜の列車を1本増やすとともに、最混雑時間帯後の横浜行き快速の混雑緩和を図る。海老名8時30分発の浦和美園行き特急は、西谷駅でこの列車に連絡。これにより横浜駅までの所要時間を28分にする。 夕方以降は夜間の運行を調整。横
土日祝の日中に留め置かれる運用と時刻 写真はJR車が出払った後ですが、平日は東急車が2本、JR車が2本留置されます。 休日ダイヤより迫力は減りますが、相鉄でしか見られない、東急車とJR車が一緒に留置されている光景を見ることができます。 なぜそのような事になったのか? 休日の昼間の時間帯、星川留置線でも目黒車2本・東横車1本の計3本が、占拠するような形で留置されています。 なぜ、このような状況が発生したのでしょうか? 列車の運行ダイヤですが、当たり前の話ですが、基本的に朝と夕方の時間帯は列車本数が多く、日中の時間帯は、朝夕と比べると少なくなります。 そのため、日中の時間帯は使わない編成が出てきて、その編成が相模大塚や星川などにも留置されるのです。 JRのE233系運用は、川越線~JR埼京線~りんかい線を行き来する運用と、相鉄線とJR新宿を折り返す運用に分かれます。 相鉄線内運用で詳しく見て行
新型コロナウイルス禍を経て、首都圏の鉄道会社を取り巻く環境は大きく変わった。テレワークの定着などで通勤客の一部は戻らず、沿線住民の少子高齢化も加速する。新線・延伸計画も動き出すなか、各社トップは不透明な時代の「新地図」をどう描くか。初回は3月に新線を開業した相鉄ホールディングス(HD)の滝沢秀之社長に聞いた。――相模鉄道・東急電鉄の「新横浜線」が3月に開業しました。利用状況はどうですか。「4
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 首都圏では2010年開業の成田スカイアクセス線以来13年ぶりの大型新線となる、東急新横浜線の日吉駅~新横浜間と相鉄新横浜線の新横浜駅~羽沢横浜国大駅間が18日、開業した。新線開業で浮上した問題とは。(鉄
相鉄グループは27日、運輸業において2023年度、総額124億円(鉄道事業116億円・バス事業8億円)の設備投資を行うと発表した。鉄道事業(相模鉄道)では、相鉄・東急直通線用車両21000系を2編成導入(予定)し、計画していた全9編成の導入を完了させる。 相鉄・東急直通線用(東急線内は目黒線直通用)車両21000系。2023年度は新たに2編成を導入予定 21000系は、3月18日に開業した相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線・東急新横浜線)用に導入された8両編成の車両で、東急線内は目黒線直通用として使用される。2023年度はさらに2編成の導入を予定しており、計画していた全9編成の導入が完了する。鉄道車両内における安全とセキュリティーの向上のため、車内への防犯カメラ設置も進めており、今年度は10000系6編成に設置予定となっている。 安全・安定輸送を確保するため、ホームドアの全駅設置に向けた整備工
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2023年3月22日(水) おはようございます。本日は横浜市旭区にある二俣川駅へとやってきました。 横浜~海老名駅間を結ぶ相鉄本線の途中駅であるほか、ここからいずみ野・湘南台方面へと繋がる相鉄いずみ野線の起点駅ともなっています。 1926年の開業からまもなく100年の節目を迎える二俣川駅。現在1日の乗降客数は約7万人にも上り、旭区民にとっての重要な生活拠点の一つといえます。 二俣川は「免許のまち」でもあります。駅の北側には運転免許センターがあり、運転免許の取得・更新等の際に多くの県民が一度は利用したことのある駅として広く知られています。駅北口から運転免許センターへと続く道は「試験場通り」と呼ばれ、学科試験対策を行う免許教室がいくつも立ち並んでいます。 近年では駅舎および駅周辺のリニューアルが進み、2018年には商業施設「ジョイナステラス二俣川」もオープン。2019年11月の相鉄・JR直通線
神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。 20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。 2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる 2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。 最初の快速停車駅:星川 相鉄本線のターミナル:横浜駅(SO01)から5駅目、星川駅(SO05)。 現在の本線の優等種別、快速が停まる最初の停車駅で、2面4線の構造を有する待避可能駅です。 ラッシュ時間帯を中心に、特急・通勤急行の通過追越や、快速との緩急接続が行われています。 2018年11月25日を以て、上下線ともに高架化され、周辺道路の渋滞が比較的緩和されています。 この星川駅は、2023年2月2日に、高架線下スペースを活用した商業施設「星天qlay」が1期オープン、東
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