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図1 ZigBee Smart Energy 2.0の利用シーン 今回の提携により家庭内の各種機器や電力計のネットワーク(緑色)をZigBeeに加えて、無線LANを使っても実現できるようになる。出典:ZigBee Alliance 短距離無線通信の業界団体である「ZigBee Alliance」と無線LANの業界団体である「Wi-Fi Alliance」が2010年3月18日にスマート・グリッド関連の取り組みを進めるために提携したと共同で発表した。スマート・グリッドに向けた「ZigBee Smart Energy 2.0」仕様で用いる通信プロトコルを、無線LANの物理層を使ったネットワークでも利用できるようにする(図1)。 同プロトコルは、家庭内でスマート・グリッドに接続する装置間を結ぶ基本的な規格として、ZigBee Allianceとスマート・グリッド技術に携わる企業が開発した。この
可視光通信コンソーシアム(VLCC):2009年度第7回通常総会の模様(議長席は左側から、会長の春山真一郎慶大教授、副会長の松本充司早大教授) BluetoothやZigBeeなどの近距離無線通信ネットワークの標準化を推進するIEEE802.15(WPAN)の議長を務めるボブ・ハイル(Bob Heile)氏は、去る2009年11月11日に霞が関ビル・東海大学校友会館で開催された「可視光通信コンソーシアム(VLCC:Visible Light Communications Consortium)2009年度第7回通常総会」に招かれ、「IEEE802委員会の標準活動の概要と802.15WG」に関する記念講演を行った。ここでは同講演のうち、802.15WGの802.15.4g(SUN:スマートグリッド)の新しい動きや、2009年1月に設立された802.15.7(VLC:可視光通信)のホットな標準
SCC 21 Overview and Scope The Committee manages projects for the development of interconnection and interoperability standards for distribution-connected energy resources, including any kind of distributed generation, energy storage, and demand response. The Committee also reviews proposed IEEE standards in these fields before their submission to the IEEE-SA Standards Board for approval. SCC 21 Sp
スマート・グリッド(smart grid)の解説として以下の二つの記事を読んだ。どちらの記事も非常によくまとまっている: 日経エレクトロニクス 2009.6.1 「スマートグリッド --- 米国の次世代電力網が目指すもの ---」 The Economist June 6th 2009: "Building the smart grid" 太陽光・風力などクリーン・エネルギーに取り組んだとしても、送電・配電網が古いままであれば意味をなさない。センサーと遠隔制御を導入、電力の供給側・需要側で双方向に情報をやりとりすることによって、効率的でかつグリーンなエネルギーの配信を実現するのが、スマート・グリッドである。インターネットがコンピューティングに革新を起こしたように、スマート・グリッドはエネルギー分野での革新と期待され、"an internet for energy" とまで称されている。そこ
地球温暖化をはじめとして環境問題がグローバルな課題としてクローズアップされるなか、ICT(情報通信技術)を活用することで、効率的な電気の利用、再生可能エネルギーの利用拡大、電力の信頼性向上などを目的とした次世代の電力網「スマートグリッド」が注目されています。 ここでは、スマートグリッドの概念整理を行うとともに、ビジネス展開や研究開発の事例、政府の施策、関連情報を提供しているサイト等を紹介します。
エネルギーの情報化 WG 設立の趣旨 2011年の東日本大震災、福島原発事故を受け、電力エネルギー問題に関する社会的関心が高まり、政治、行政、経済界だけでなく一般市民も参加した多様な活動が進められています。特に、2012年から開始された再生可能エネルギーの固定価格買取制度や数年後の実施が予定されている電力市場の完全自由化(電力の小売り自由化、発送電分離)は、我が国の社会・経済・生活の在り方を大きく変えるものと言えます。 こうした状況を踏まえ、次世代電力システムの構築を目指して国内外で多数の社会実証実験が行われている「スマートグリッド」は、電力供給者の視点から、情報通信技術を使って電力ネットワークの高度制御システムを実現しようとするものといえます。 これに対して「エネルギーの情報化」は、家庭、オフィス、工場といった電力の需要家が、太陽光発電、燃料電池、蓄電池(電気自動車)などの分散電源を導
情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手掛ける株式会社インプレスR&D(代表取締役社長:井芹昌信)は、次世代IT革命とも呼ばれる「スマートグリッド」(インテリジェント化した送電網)にフォーカスしたコンファレンスを2009年7月30日(木)、東京国際フォーラム(東京有楽町)にて開催した。経済産業省、三菱重工、VPEC、グーグル、シスコシステムズ、ベタープレイスなどで、先進的に活躍中の講師陣による充実した講演とあって、参加者は200名を超えて大きく盛り上がった。コンファレンスのタイトルは「スマートグリッドとITが切り開く未来=急速に進むスマートグリッドの海外最新動向と、ITによる新しい家電、住宅、自動車、そしてエネルギーシステムの近未来ビジネス=」。ここでは、その講演の中から本WBB Forumの読者に身近な講演のテーマをいくつかピックアップし、スマートグリッドの全体像をとらえます(本文
エネルギー・環境問題やスマートグリッドに取り組む日本最大の研究機関である経済産業省所轄のNEDO(ネド。独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、いよいよ本格的にスマートグリッドの実証実験に動き出した。NEDOは、さる2010年1月末、米国ニューメキシコ州政府が、州内5カ所で行うスマートグリッド実証プロジェクトのうち、ロスアラモス郡とアルバカーキ市の2カ所と連携し、スマートグリッドに関する実証を展開すると発表。来年度開始する実証事業のための「事前調査」を行う企業として31社を決定した。その実証期間は2010年度から2013年度末までの4年間で、実証の総事業費は約30億円(2010年度は約18億円)である。ここでは、NEDOの新エネルギー技術開発部 系統連系技術グループ 主任研究員の諸住 哲(もろずみさとし)氏に、日本の電力事情と米国の電力事情の違いや、ニューメキシコ州におけるス
出典:http://www.smartgrid-conference.jp/cleangreen/ 先週(2010年9月29日)、東京駅に隣接する丸の内トラストタワー本館26Fで、Clean Green Forumのセミナーが開催されました。 主催者であるクリーングリーンリサーチのManaging Directorエドワード福井氏より、同セミナーに招待していただきましたので、お言葉に甘えて参加させていただきました。そこで、簡単にセミナーの内容をご紹介し、今回のタイトルとした、「スマートグリッドとHEMS」について考えてみたいと思います。 本セミナーは、スマートグリッドに関連した5回の連続セミナーの4回目で、HEMSがテーマとなっており、講演内容、講演者は以下のとおりでした。 講演1.『HEMSの展開可能性、ならびに天津におけるエコシティ実現に向けた取組み』 講師:株式会社日本総合研究所 創
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